商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2015/10/10 |
JAN | 9784575847017 |
- コミック
- 双葉社
咲くは江戸にもその素質(2)
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咲くは江戸にもその素質(2)
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
もうこの3人娘にはどこまでも突っ走ってほしい(笑) 個人的にはユキエさんとフミちゃんのクールなツッコミが好きだからもっと出番を!先生!! 咲いてる現代にはお兄さんも登場して次巻がたのしみ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
同じキャラを同じだけ好きでも上下が逆で戦が始まっちゃう展開に腹よじれるほど笑いましたが、お互い分かり合おうという姿勢にお姉さん感動です。 私は割と地雷持ちな上にイバラが多いのでね…逆は辛い…。スルーは出来ても分かり合うのは難しい… 今の所、完全にツルノちゃんと同意見なんですけどね(「あんな格好良い男があえて下~」のとこ)
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なんか、こう、凄い、としか言いようがない。1巻で受けたインパクトはまだ、序の口だったようだ。こんだけ濃い内容を描けるほど、沙嶋先生の地力が上がったか ハンパねぇな、と感じるのは、やはり、私が男だからか。BLを抵抗なく読め、感想もそれなりに書けて、一般向け作品でも、この組み合わせは...
なんか、こう、凄い、としか言いようがない。1巻で受けたインパクトはまだ、序の口だったようだ。こんだけ濃い内容を描けるほど、沙嶋先生の地力が上がったか ハンパねぇな、と感じるのは、やはり、私が男だからか。BLを抵抗なく読め、感想もそれなりに書けて、一般向け作品でも、この組み合わせはアリっちゃアリだな、と受け入れられる腐男子一歩手前とは言え、サクらの衆道に対する熱意は、性別が壁になって越えられない気がするな 衆道への狂うほどの愛を縦糸に、腐女子の友情を横糸にして、作品そのものが出来ているので、男でも女でも楽しめるが、やっぱり、BLにある程度の寛容さはない、と読めないだろう あとは『南総里見八犬伝』に対しても、愛が深くない方がいいかも・・・ぶっちゃけ、腐女子なら下り坂の途中で、確実に通過する作品だろうけど、ガチのファンの人からしたら、侮辱に当たっちゃうかもしれないし 先巻で、サク達の生き甲斐を全否定しつつも、ぼっち暦の長さが拗れたか、すんなり、衆道の奥深さにハマっちゃったツルノ 面倒くさい所が可愛い彼女が、友達ないし仲間に加わった事で、サク達の楽しさは一層、華やぐことに 当然、各々が推す上下関係が違うので、戦争が勃発しかけるも、違う事が当たり前、と納得できるのもまた、友情とは異なった仲間意識ゆえか しかし、この巻で最も注目すべき点は、何と言っても、サクが「読んで妄想する楽しさ」を起点にし、「読んで妄想して、それを自分の物語として生み出す楽しさ」を知る、ここだろう 小説読みなり、漫画読みなり、作品への愛が深まれば深まるほど、自分を満足させてくれる物語を欲し、それを他力本願、つまりは作者に求めるのでなく、自分で作ってしまおう、と言う思考に行き着くものだ やっぱり、いたんでしょうね、この時代にも、読んでるだけじゃ満足できなくなった腐女子ってのは サクの場合、絵心が致命的なようなので、カメに作画を頼んで、原作を担当するのかな? まぁ、その辺りは追々、作中で動きがあるんでしょうが、一つ心配事があるとしたら、彼女らの毒牙にヤソジがかかってしまわないか、だ 妙に、『腐女子になると人生、こうなる!~底~』(御手洗直子)や、『腐男子高校性活』(みちのくアタミ)よりも、異様なリアリティを、この『咲くは江戸にもその素質』に感じ取れてしまうのは、実際に見た事がなく、時代考証に有効な資料が少なく、想像力である程度は補うしかない時代背景があるからでしょうかね BLのチカラは偉大だわ 自分は腐女子じゃないと認められない予備軍の少女、もしくは、自覚したけれど仲間の見つけ方が判らない少女に動き出す勇気を与えてくれる一冊である事は間違いない また、巻末の現代パロディ(?)、私はあった方がいいと思いますね 何と言うのか、このオマケ漫画を読む事で、読み手の気持ちが現代に戻ってこられる感じがするし、時代が違っても、結局、女の子らの友情を繋ぐのは、仲の良すぎる男子達ってコトがよく判る 個人的にお勧めの回は、それまで、傍観者かつブレーキ役に徹していたフミが、いよいよ、その目を開いてしまうも、キャラ愛ゆえに友ですら踏む事を許さぬ一線をハッキリと引く、第21話「線引きと目覚め」だ。彼女が今後、単体でなく、どの組み合わせが最も萌えるか、それに気付いてしまった時、友情の結束は強まるのか、それとも・・・・・・ この台詞を引用に選んだのは、強烈だったから。大人しい子ほど、一途な愛の向け先を得た時、恐ろしい一面を露わにするものだ。友情を長続きさせるコツ、端的に言えば、嘘を吐かない事。要するに、自分を飾らず、偽らず、繕わずに、素直に晒し出す勇気を持って何ぼだと思うが、その一方で、友達の踏みこまれたくない一面を直感で悟って、そのタイミング以外では見ぬフリをする、それも皮肉な話だが、同じく必要だ。これから、フミの夜叉がどんな成長をしてしまうのか、楽しみなような、空恐ろしいような
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