商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2015/10/09 |
JAN | 9784063955040 |
- コミック
- 講談社
忍のBAN(1)
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忍のBAN(1)
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石沢イズム、炸裂な王道少年漫画が戻ってきたっっ 前作『超人学園』は、雷句誠先生の『どうぶつの国』と同じく、私が別冊少年マガジンで毎月、楽しみにしていた作品の一つだった。『うしおととら』の藤田和日郎先生の弟子で、その魂をしっかりと受け継いだ上で、自分の漫画を描けるだけの実力を得てい...
石沢イズム、炸裂な王道少年漫画が戻ってきたっっ 前作『超人学園』は、雷句誠先生の『どうぶつの国』と同じく、私が別冊少年マガジンで毎月、楽しみにしていた作品の一つだった。『うしおととら』の藤田和日郎先生の弟子で、その魂をしっかりと受け継いだ上で、自分の漫画を描けるだけの実力を得ていた雷句先生に負けない芯が、『超人学園』にはあった。最終回を迎えた時は悲しくて、辛くて、別マガを読むのを止めようか、と思った程だ でも、今、また、月一の楽しみを取り戻せた!! この作品、『忍のBAN』の主役・卍はもちろん、忍者だ しかも、忍者が使う術と言われ、イメージするような炎や水ではなく、磁力と言う特殊な属性を会得している点が、実に石沢先生らしい ストーリーも、やはり、ド正道で、大国の王を決定するトーナメント!! とかく、シンプルだからこそ、読み手の心を熱くするのは逆に難しいハズなのに、石沢先生は、そんな私の浅い考えなど、呆気なく引っくり返してくれる また、卍の性格が、少年漫画らしい、素直で、熱血で、正義感で、ともかく、カッコいい どんなにピンチでも、どれほど敵が強大でも、自分の信念を曲げず、主である冥を王にする野望を翻す事なく、真正面からブチ当たっていく卍の姿に、誰もが苦境に立ち向かい、明日を得る為に闘う勇気を貰え、仲間になってくれる。当然、我々、読み手にもパワーをくれるし、卍や冥を応援したい気持ちで一杯になる 案外、気難しそうな性格の卍に主と認められているだけあって、冥は女装が似合うだけの可愛い、天然の男の子じゃなく、王になるべき才が確かにある。卍をただ戦わせるだけでなく、彼を勝たせるために無茶をする一面も持っている。まぁ、若干、ヤキモチ焼きに加え、オカン気質があるトコが残念っちゃ残念だが、そこも彼の長所だろう そんな主従が大活躍し、民を苦しめる悪代官や、歪んだ思想を掲げる他の兄姉ら、彼らが抱えている猛者をブッとばしていく、それが『忍のBAN』!! 殿堂入り確実であり、今後、確実に人気が急上昇する、と私は勝手に確信している。と言うか、漫画読みを自認してるのに、この『忍のBAN』をスルーする、低く評価するようでは、そんな看板、下ろしてしまえ、と失礼な事を思っているくらいだ また、登場する女の子らが可愛い点も◎ 特に、現在、正ヒロインポジションっぽい花実は、おっぱいも大きく、実に卍とお似合いだ 実戦のプロとも言える忍vs忍だけあって、『超人学園』でも読み手を魅せてくれた、アクションシーンにも磨きがかかっている 当然、『超人学園』の魅力の一つでもあった、オマケ四コマ漫画は、『忍のBAN』にも健在で、こちらの面白さもまた倍増しだ。極端な話、オマケ四コマ漫画がなかったら、星を一つ減らしてたトコだ 個人的には、『超人学園』×『忍のBAN』のコラボ漫画を描いて欲しいな、と期待しているw きっと、次巻、そして、これからも卍と冥の戦いは熾烈さを増していくだろう。降り落とされないよう、私も気を引き締めねば どれもお勧めの話で、一つを選ぶのは厳しいが、最もスカッとしたシーンは、やはり、冥、リリューのサポートを受け、逆転のチャンスを得た卍が海空を倒すべく、怒涛の鉄拳を叩き込みまくる第4幕「先見のメイ」の36、37pだろう この台詞を引用に選んだのは、もっとも、卍らしさ、そして、『超人学園』を連載した事でパワーアップした石沢先生の人間力の高さを特に感じたからだ。こんな読み手の胸を、ストレートに打つ台詞があってこそ、少年漫画だろ!!
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