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経済は、人類を幸せにできるのか? ホモ・エコノミクスと21世紀世界
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 作品社 |
発売年月日 | 2015/10/01 |
JAN | 9784861825392 |
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経済は、人類を幸せにできるのか?
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日本経済新聞社 小サイズに変更 中サイズに変更 大サイズに変更 印刷 経済は、人類を幸せにできるのか? ダニエル・コーエン著 競争と協力のバランス説く 2015/11/22付日本経済新聞 朝刊 フランスを代表する経済学者が幸福について考察している。幸福は感情...
日本経済新聞社 小サイズに変更 中サイズに変更 大サイズに変更 印刷 経済は、人類を幸せにできるのか? ダニエル・コーエン著 競争と協力のバランス説く 2015/11/22付日本経済新聞 朝刊 フランスを代表する経済学者が幸福について考察している。幸福は感情の問題であり、定量化や測定にはなじまない。しかし、金融危機後の世界において、経済学が有用な学問であり続けるためには、幸福の問題を避けて通るわけにはいかない。そんな危機感が本書を貫く。 金融危機の前に幅をきかせていた経済学は、合理性に基づいて、個人主義的に行動する人間像を前提に組み立てられることが多かった。すなわち「ホモ・エコノミクス」(経済人)である。 彼らは「ホモ・エシックス」(道徳・倫理的人間)や「ホモ・エンパシス」(共感的人間)との競争に勝ち抜いたと思い込んでいる。だが、幸福や人間性の問題を封じ込めたがゆえに最終的に自らも非効率となり、衰退の道を歩むことになる。 衰えゆく経済人に対して、著者は必ずしも具体的な解決を示しているわけではない。まずは「競争だけで未来を築けると考えるのは、人類学上の幻想」と気づくことが大切なのだろう。そのうえで「競争と協力とのバランス」を考え、「無償と有償の境界を整理」する必要がある、と論が運ばれていく。 文化的多様性の問題に直面する欧州知識人の苦悩は、グローバル化の波にあらわれる日本人も共有できる。林昌宏訳。(作品社・2200円) このページを閉じる NIKKEI Copyright © 2015 Nikkei Inc. All rights reserved. 本サービスに関する知的財産権その他一切の権利は、日本経済新聞社またはその情報提供者に帰属します。また、本サービスに掲載の記事・写真等の無断複製・転載を禁じます。
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あまりにも長時間にわたってテレビの前にいるので、パットナムが「社会関係資本」と呼ぶ、友人・家族・団体活動なふどがおろそかにされたのだ 人間は他人の不幸に接すると、心から泣けると同時に、自分より成功した者には嫉妬する 幸福のための10の条件①自分が天才でないことに悲観するな②お金を稼げ③優雅に年を取れ④自分の容姿を他人と比較してはいけない⑤神・社会正義・自然美など、何か信仰を持て⑥他社の手助けしろ⑦自己の欲求を制御せよ⑧友人を大切にしろ⑨誰かと一緒に暮らせ⑩現実を認め、自分の弱点を理性的に管理せよ 生活費を稼ぐために、職場の同僚たちといつの間にか競争しなればならなくなったため、労働は楽しいものではなくなった 貧困そのものが知的貧しさの原因であり、貧者はそうした貧困に悩まされている つまり、孤独だからインターネットを頻繁に利用するのだろう。しかし、インターネットを利用しても、孤独感が和らぐわけでもないようだ 政治の分野では、この解釈に従えば、自由化・開放化の過程はすでに終わった。代議制民主主義モデルは、行き渡ったのである 過去50年間に平均寿命が伸びたことによるおもな影響の一つは、学業期間も伸びたことだ
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