商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2015/09/01 |
JAN | 9784062197373 |
- 書籍
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悪道 五右衛門の復讐
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悪道 五右衛門の復讐
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商品レビュー
2.2
5件のお客様レビュー
すみみせん、基本的に読んだ本は全部アップするという方針なんで、気に入らなかった本もアップします。 2年ほど前にとある処から譲り受けた単行本。このたび数年ぶりの部屋の整理を思いつき、1年数ヶ月前の地層から発掘した本である(^_^;)。 知らなかったが「悪道シリーズ」第四弾らしい...
すみみせん、基本的に読んだ本は全部アップするという方針なんで、気に入らなかった本もアップします。 2年ほど前にとある処から譲り受けた単行本。このたび数年ぶりの部屋の整理を思いつき、1年数ヶ月前の地層から発掘した本である(^_^;)。 知らなかったが「悪道シリーズ」第四弾らしい。森村誠一がずっと前に赤穂討ち入りを小説にして映画化されていたのは知っていた。何時の間にか歴史小説家になっていたようだ。しかし、正直私の好みに合わない。前半はむしろ小説版江戸薀蓄本みたいな、歴史科学の新発見を残らず紹介しようとするような、人によっては面白いかもしれないが、私には無味乾燥な内容が続く。物語が始まっても、主人公たちの当てずっぽうの推理が、悉くそのまま「荒筋」になって行く、艶のない小説。 主人公英次郎たちの想いは147pに綴られている。「一統は、必ずしも徳川宗家に忠誠を誓ったわけではない。無量の血を流して、ようやく獲得した泰平の代を、大昔の怨念のために覆してはならぬ。」その一点で、超人的な働きをしている。森村誠一が、基本的に反権力的な小説を書いてきたのに、徳川を護る用心棒集団みたいな小説を書いたのは、自分なりに統一が取れていると自負しているのだろう。 しかし物語は牽強付会、そろそろ老害の弊が出ているのではないかと思う。 2017年3月27日読了
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シリーズ4弾目。 初代団十郎ネタとか素材はいいものを見つけてきているのに、処理がひどすぎます。 団十郎刺殺時の出し物を変更したり、五右衛門ネタも徹底されていないし、ほぼファンタジー時代劇化してしまっているので残念です。 次作もありそうだけど、もうどうしようかな。
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悪道シリーズ、4作目。 シリーズの続編を匂わせているのだろうが、少なくとも最後の3章分は次作に回しておくべきではないか。中途半端という印象しか残らなかった。タイトルを「五右衛門の復讐」としたところで、結局、最後にしゃしゃり出てくる黒幕はあの人だし、、、。おそでさんも聖人君子っぷ...
悪道シリーズ、4作目。 シリーズの続編を匂わせているのだろうが、少なくとも最後の3章分は次作に回しておくべきではないか。中途半端という印象しか残らなかった。タイトルを「五右衛門の復讐」としたところで、結局、最後にしゃしゃり出てくる黒幕はあの人だし、、、。おそでさんも聖人君子っぷりは尊いことだけれど、ちょっと能天気過ぎると思える行動に唖然。陰謀を企てる方も阻む方も皆が皆、阿呆に思えて興醒めしてしまった。
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