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百年の記憶 哀しみを刻む 講談社文庫
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百年の記憶 哀しみを刻む 講談社文庫

三木笙子(著者)

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百年の記憶 哀しみを刻む 講談社文庫

759

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/09/14
JAN 9784062931618

百年の記憶 哀しみを刻む

¥759

商品レビュー

2.9

10件のお客様レビュー

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2016/07/29

石が持つ記憶を受け継ぐ人たちの話。 小学生の頃に『石文』と言うものを知り、何て純粋な世界なんだろうと石が大好きになった私。 文字のない時代、大切な人に想いを伝える為に石が使われていたそうです。 自分の気持ちとピッタリの石を探しに探して、相手へと送るんだそうです。 私なら、どん...

石が持つ記憶を受け継ぐ人たちの話。 小学生の頃に『石文』と言うものを知り、何て純粋な世界なんだろうと石が大好きになった私。 文字のない時代、大切な人に想いを伝える為に石が使われていたそうです。 自分の気持ちとピッタリの石を探しに探して、相手へと送るんだそうです。 私なら、どんな石を探すかなぁと良く考えたものです。 本作のストーリーとしては荒削りなところもありましたが、充分に優しさが伝わってくる内容。 終わり方も、ここで切るか!とも思いましたが これはこれで素敵。

Posted by ブクログ

2016/05/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

守れない約束に後悔し続けた良治。 約束を信じて待ち続けた伝。 立場が違えば見えるものも違う。憎しみが生まれるはずがないことは分かっているけど、二人の記憶を受け継いだ者達が苦しんでいるのは辛かった。 世代を越えて遠い日の約束を果たした徹と大地の絆は揺らぐことがなく強い。 良治と伝は思いを石に託して再会することを強く願い続けていたんだと思う。 大地の手を握り返した徹の手に新たな始まりを予感させる。

Posted by ブクログ

2016/03/13

この物語は、三世代に渡る少年同士の友情の物語です。(そしてその三世代、三組の少年同士がそれぞれ血縁関係でないのに、結果的に巡り会うという因業めいた展開がニクい) お互いがお互いを思う故、あのような結果に終わってしまった「伝」の世代、「航」の世代、そしてその連鎖を断ち切ろうとする徹...

この物語は、三世代に渡る少年同士の友情の物語です。(そしてその三世代、三組の少年同士がそれぞれ血縁関係でないのに、結果的に巡り会うという因業めいた展開がニクい) お互いがお互いを思う故、あのような結果に終わってしまった「伝」の世代、「航」の世代、そしてその連鎖を断ち切ろうとする徹と大地の葛藤。 ラストのあの展開には、賛否両論出そうなのには納得。ただ、あえて描かない選択をした事について、私は好意的に受け止めています。読者の心の中で続きが展開していけば良いのでは、と。 蛇足ですが、せっかく地学部なんだから、もっと石の種類出して貰えると、石マニアとしては嬉しかったかな…w

Posted by ブクログ

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