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すぐそこに、カヤネズミ 身近にくらす野生動物を守る方法
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すぐそこに、カヤネズミ 身近にくらす野生動物を守る方法

畠佐代子(著者)

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すぐそこに、カヤネズミ 身近にくらす野生動物を守る方法

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 くもん出版
発売年月日 2015/09/04
JAN 9784774324166

すぐそこに、カヤネズミ

¥1,540

商品レビュー

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2020/07/06

今日も雨が降り続いている。 近年各地でおきている洪水、人々の暮らしについて想いを馳せるとともに、すぐ側に暮らしている野生生物たちについても、考えてみる。 草地や田んぼの稲を利用して巣を作り、子育てをする親指ほどのネズミを知ったのは、あることが縁で前の職場に著者が来訪したからである...

今日も雨が降り続いている。 近年各地でおきている洪水、人々の暮らしについて想いを馳せるとともに、すぐ側に暮らしている野生生物たちについても、考えてみる。 草地や田んぼの稲を利用して巣を作り、子育てをする親指ほどのネズミを知ったのは、あることが縁で前の職場に著者が来訪したからである。 国文科を卒業した著者が、野生動物の研究者になるまでの道のりについても書かれている。誰もが成し遂げられることではないと感じながらも、このような進路もあるのだと希望を抱ける内容で感動した。 すぐそこに、カヤネズミ 畠佐代子 著 大人の親指ほどしかない小さなカヤネズミは、れっきとした野生動物です。でも、野生だからといって、街から遠く離れた、自然がゆたかな場所だけにすんでいるのではありません。背の高いイネ科の植物の仲間をまとめて、カヤといいます。そのカヤがたくさん生えている草むら"カヤ原"があれば、街を流れる川の河川敷や堤防で出会えるかもしれません。田んぼや、耕作をやめた畑に草がしげると、そこにいることもあります。それほど、わたしたちの身近にすんでいるのです。ところが、カヤネズミは絶滅のおそれがあると、各地で報告されています。生息地である草地を、人間が開発して減らしているからです。人間の生活が大事か、野生動物が大切かではなく、ともに生きるための方法をみなさんも考えてみませんか。 「BOOKデータベース」より [目次] はじめに-さあ、フィールドに出かけよう 第1章 カヤネズミ、きほんの「き」 第2章 カヤネズミの親子と、すんでいる草むら 第3章 なぜ、カヤネズミが減っている? 第4章 カヤネズミを調べる-先生から出された宿題 第5章 カヤネズミを調べる-飼育しながら観察する 第6章 カヤネズミを調べる-野外で観察し、調査する 第7章 草刈りとカヤネズミを両立できるか… 第8章 カヤネズミの巣を探して三千里!? 第9章 みなさんも「カヤニスト」になろう! おわりに 野生動物を守りたいと思っているあなたへ 「BOOKデータベース」より

Posted by ブクログ

2017/05/16

2015年9月11日初版第一刷発行 畠佐代子(はたさよこ) 1969年京都市生まれ。同志社大学文学部文化学科国文学専攻卒業。大阪市立大学大学院理学研究科前期博士課程修了、同大学院後期博士課程中退、博士(環境科学)。全国カヤネズミ・ネットワーク代表。東京大学空間情報科学研究センタ...

2015年9月11日初版第一刷発行 畠佐代子(はたさよこ) 1969年京都市生まれ。同志社大学文学部文化学科国文学専攻卒業。大阪市立大学大学院理学研究科前期博士課程修了、同大学院後期博士課程中退、博士(環境科学)。全国カヤネズミ・ネットワーク代表。東京大学空間情報科学研究センター客員研究員、滋賀県立大学非常勤講師(環境動物学)、同大学客員研究員。 カヤネズミ、とは大人の親指程しかない小さなネズミ。 背の高いイネ科の植物の仲間をまとめてカヤといい、そのカヤがたくさん生えている茅原があれば、河川敷や堤防、田んぼや休耕田などで、身近に暮らす、野生動物です。 しかし、草原は人により開発され、カヤネズミは、絶滅危惧種になっています。 そんな、カヤネズミの研究、保護活動をしている著者の、研究を始めたきっかけや、フィールドワークの様子、人とのかかわりなどを、子供向けに紹介した本。

Posted by ブクログ

2016/06/28

身近な自然を守ろうとする著者の行動力はすごい。 それを理解し協力してくれる人たちがいることに感動した。 カヤネズミを守ることは、カヤネズミだけの問題ではない。生きていくことに対する僕らの姿勢の問題でもある。 著者の提案を受けて工事計画の変更を決めた国交省桂川出張所の話は感動的だっ...

身近な自然を守ろうとする著者の行動力はすごい。 それを理解し協力してくれる人たちがいることに感動した。 カヤネズミを守ることは、カヤネズミだけの問題ではない。生きていくことに対する僕らの姿勢の問題でもある。 著者の提案を受けて工事計画の変更を決めた国交省桂川出張所の話は感動的だった。

Posted by ブクログ

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