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新撰組顛末記 新人物文庫
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新撰組顛末記 新人物文庫

永倉新八(著者)

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新撰組顛末記 新人物文庫

733

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2009/05/01
JAN 9784046029188

新撰組顛末記

¥733

商品レビュー

3.6

10件のお客様レビュー

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2024/03/30

正しく新撰組の永倉新八その人による、新撰組の回顧録。 今読むと読みにくさもある文章であるが、テンポよく、当然の臨場感もあり、面白い。 新撰組の歴史を一通り知っていると面白いかもしれない。 新撰組作品で出てくるあれやこれやのエピソードが、事実を元にしていたのか!と驚くところも多い。

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2023/12/16

これまで読んだ歴史本の中でダントツで面白い。なぜここまで明瞭に詳細が書かれているかというのは、曾孫の後書きを読むとわかるが、この連載は、維新以来葛藤した永倉新八の最後の戦いであったわけだ。佐幕派勤王党というマイノリティと化した新撰組だが、どうあっても二君に仕えず、徳川幕府への忠義...

これまで読んだ歴史本の中でダントツで面白い。なぜここまで明瞭に詳細が書かれているかというのは、曾孫の後書きを読むとわかるが、この連載は、維新以来葛藤した永倉新八の最後の戦いであったわけだ。佐幕派勤王党というマイノリティと化した新撰組だが、どうあっても二君に仕えず、徳川幕府への忠義を持ち、そして勤王思想も貫く。新撰組見事なり。

Posted by ブクログ

2023/03/07

幕末・維新を生き抜き、天寿を全うした永倉新八の回想を、小樽新聞が連載としてまとめられた新撰組の内実。芹沢鴨の横暴や、藤堂平助、伊東甲子太郎の陰謀など、これまで読んだ時代小説に書かれていたことと符合していた。ただ、鳥羽伏見の戦いの記述は、新撰組の活躍のみが目立つ「大本営発表」の感が...

幕末・維新を生き抜き、天寿を全うした永倉新八の回想を、小樽新聞が連載としてまとめられた新撰組の内実。芹沢鴨の横暴や、藤堂平助、伊東甲子太郎の陰謀など、これまで読んだ時代小説に書かれていたことと符合していた。ただ、鳥羽伏見の戦いの記述は、新撰組の活躍のみが目立つ「大本営発表」の感が否めない。甲州鎮撫隊が甲府城占拠に後れを取った原因が書かれていないが、何かというと廓で酒宴を行った新撰組では、さもありなんと思った。局の定めた禁令4箇条(局中法度)も、背けば切腹という激越さが、逆に柔軟性を失わせたと思うが如何?

Posted by ブクログ

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