商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 作品社 |
発売年月日 | 2015/08/01 |
JAN | 9784861825439 |
- 書籍
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アメリカは食べる
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アメリカは食べる
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商品レビュー
4
12件のお客様レビュー
第42回OBPビブリオバトル「発酵」で発表された本です。天満橋ビブリオバトルとの共催。 2019.10.30
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同じ著者の『アメリカは歌う』と同じシリーズに属する本書のテーマはアメリカの食事である。これまた同じ感想になってしまって恐縮だが、食べ物を通じて明らかに見えてくるアメリカの風景というものがあり、国を形成する重要な文化の一つとしての食を通じてアメリカという国の面白さを理解できる。 ...
同じ著者の『アメリカは歌う』と同じシリーズに属する本書のテーマはアメリカの食事である。これまた同じ感想になってしまって恐縮だが、食べ物を通じて明らかに見えてくるアメリカの風景というものがあり、国を形成する重要な文化の一つとしての食を通じてアメリカという国の面白さを理解できる。 日本における和食の数々、イタリアにおけるパスタなどのようにアメリカを代表する料理がパッと浮かばないのはなぜか。なぜにファーストフードがここまでアメリカの食を席巻したのか。アメリカの食事において美食というものが軽んじられているのはなぜか。 こうしたアメリカの食事にまつわる幾つかの典型的な疑問を様々なアメリカの料理や食文化をたどりながら紐解いていくと、そこには移民国家である事実や、機会均等・公平・公正という建国の理念に起因しているのはないか、ということが浮かび上がってくる。その結論に至るプロセスは著者自身が長年、アメリカのロードサイドを車で回り続けた旅における食の記憶などを生かしながら丁寧に語られていく。 食文化というものが国家とどのように関係するのか、という点を追求しようとした際にも、本書はその論考のプロセスとして一級のドキュメントであると感じた。
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何かと「journey」などという言葉を使いたがるひとは信用しすぎないよう気をつけている。ただ著者の語る「journey」は理由を探し続ける人の営みを感じさせる。いったい、どこから来てどこに行くのだろうか。
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