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光 光文社文庫
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光 光文社文庫

道尾秀介(著者)

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光 光文社文庫

770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2015/08/01
JAN 9784334769468

¥770

商品レビュー

3.7

74件のお客様レビュー

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2025/02/05

再読。小学生の少年少女が主人公だけど虐待や育児放棄のような悲しい境遇が出てくるわけではなく、道尾作品の中では後味が悪くなく読める作品。 子供達のキャラクターが立っていて、小学生くらいの時ってこういう子いたなぁと解像度の高さにグッときました。中でも特に祖母と二人暮らしで貧しい生活...

再読。小学生の少年少女が主人公だけど虐待や育児放棄のような悲しい境遇が出てくるわけではなく、道尾作品の中では後味が悪くなく読める作品。 子供達のキャラクターが立っていて、小学生くらいの時ってこういう子いたなぁと解像度の高さにグッときました。中でも特に祖母と二人暮らしで貧しい生活をする清孝、議員の息子で大人びた言動の劉生は作品のキーパーソンであり印象的なキャラクターです。 人類初のあの月面着陸の話も効果的に使われていて、より一層子供達が愛しくなりました。 364ページ以降の物語のスピード感、好きです。

Posted by ブクログ

2024/12/01

あらすじすら見ずに読み始めたけど、面白くてすぐに読み終えた。冒頭からの身近な小さな事柄のお話からの意外と大きな事件の展開は、引き込まれました。

Posted by ブクログ

2024/11/19

子どもの頃というのは、自分たちで遊びを思いつき、ちょっとしたことも冒険となる。自分たちでひらめいたことに感動しては、成功すると信じて疑わない。想像力豊かで、希望に満ちている。いま振り返って懐かしいと感じるということは、いつの間にか子どもの頃の当たり前が無くなっていたということ。無...

子どもの頃というのは、自分たちで遊びを思いつき、ちょっとしたことも冒険となる。自分たちでひらめいたことに感動しては、成功すると信じて疑わない。想像力豊かで、希望に満ちている。いま振り返って懐かしいと感じるということは、いつの間にか子どもの頃の当たり前が無くなっていたということ。無くしてしまったことにも気付かなかった、ということだ。子どのも時間は特別で、二度と味わえないのは寂しいけれど、その頃を思い出すきっかけとなる素敵な話だった。

Posted by ブクログ