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国際平和とは何か 人間の安全を脅かす平和秩序の逆説 中公叢書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2015/08/01 |
JAN | 9784120047466 |
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国際平和とは何か
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国際平和とは何か
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第一次世界大戦後に作られた平和秩序は、戦勝国の英仏米の安全保障戦略に基づき確立された。資本主義経済にせよ、自由民主主義制度にせよ、マイノリティ保護制度にせよ、さらには委任統治制度にせよ、いずれも西欧列強に都合の良い国際制度だった。そのため、西欧国際社会の目から逸脱した国家であるフ...
第一次世界大戦後に作られた平和秩序は、戦勝国の英仏米の安全保障戦略に基づき確立された。資本主義経済にせよ、自由民主主義制度にせよ、マイノリティ保護制度にせよ、さらには委任統治制度にせよ、いずれも西欧列強に都合の良い国際制度だった。そのため、西欧国際社会の目から逸脱した国家であるファシズムのイタリア、ナチズムのドイツ、共産主義のソ連の台頭、それに日本がアジア回帰を強め孤立の道に向かった結果、西欧国際社会の分裂と対立に拍車がかかり、国際政治は次第にイデオロギー対立の時代へと入っていく 。国際政治において安全保障脅威は確かに質的な変化を遂げた。政治的独立と領土保全という伝統的な安全保障観は、新に敵対するイデオロギー脅威に備え「国家体制安全保障」という安全保障観が芽生える。新手の井出悪露義脅威に対抗するために日本とドイツは1936年に日独防共協定を結ぶ 。
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