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日本企業のタイ+ワン戦略 メコン地域での価値共創へ向けて
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日本企業のタイ+ワン戦略 メコン地域での価値共創へ向けて

藤岡資正(著者)

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日本企業のタイ+ワン戦略 メコン地域での価値共創へ向けて

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 同友館
発売年月日 2015/07/17
JAN 9784496051456

日本企業のタイ+ワン戦略

¥1,870

商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2017/04/29

第1章 セミグローバリゼーション時代のリージョナル戦略としてのタイ+ワンの可能性 第2章 タイ+ワン戦略―日泰クラスターリンケージの可能性 第3章 国境ビジネスの可能性を探る 第4章 地域補完型工業化でラオスは発展する―タイ+ワン・チャイナ+ワンの進化 第5章 新たな製造拠点とし...

第1章 セミグローバリゼーション時代のリージョナル戦略としてのタイ+ワンの可能性 第2章 タイ+ワン戦略―日泰クラスターリンケージの可能性 第3章 国境ビジネスの可能性を探る 第4章 地域補完型工業化でラオスは発展する―タイ+ワン・チャイナ+ワンの進化 第5章 新たな製造拠点としてのカンボジア 第6章 日本ものづくり企業における進出先国としてのベトナム―進出実態からみたタイ+ワンの可能性 第7章 「タイ+ワン」としてのベトナム

Posted by ブクログ

2016/03/02

ASEANの中心に位置するタイに10年ほど前に駐在していました。当時は日本向け輸出製品の単なる生産拠点でしたが、後任者によると、その産業構造はここ数年で大きく変化しており、メコン地域の統括拠点に脱皮しつつあるようです。本書はその再編成をいち早く取り上げ、「チャイナプラスワン」とは...

ASEANの中心に位置するタイに10年ほど前に駐在していました。当時は日本向け輸出製品の単なる生産拠点でしたが、後任者によると、その産業構造はここ数年で大きく変化しており、メコン地域の統括拠点に脱皮しつつあるようです。本書はその再編成をいち早く取り上げ、「チャイナプラスワン」とは趣が異なる「タイプラスワン」の現況を伝えるだけでなく、今後の動向を予測しています。

Posted by ブクログ

2016/03/02

この本にはいくつかの長所と短所がある。長所は、テーマの新規性、最新のデータへのアクセス、混成チームによる複眼的な視点でのアプローチが挙げられる。一方、短所は、混成チームがゆえに全体としての統一感の欠如、また執筆者による能力差などが、挙げられる。 テーマの新規性という意味では、...

この本にはいくつかの長所と短所がある。長所は、テーマの新規性、最新のデータへのアクセス、混成チームによる複眼的な視点でのアプローチが挙げられる。一方、短所は、混成チームがゆえに全体としての統一感の欠如、また執筆者による能力差などが、挙げられる。 テーマの新規性という意味では、恐らく、本テーマを扱った書物は本書が最初であろう。過去5年間くらい、一部の専門家の間で使われてきた用語を体系的に整理した本書の狙いは評価できる。 執筆者がアセアンの最前線で奮闘している関係か、本書発売直近までデータがアップデートされている点も特筆できる。特に、カンボジア、ラオスの章は顕著で、また一般にあまり目にすることがない細かいデータが分かりやすく紹介されている。 執筆者が混成チームであることは、視点が偏らないというメリットがある一方で、鳥の目のごとく、かつ長期的な視点で事象を整理しようとする学者、アリの目のごとく、現場の状況をビビットに紹介しようとする実務家では、関心事が違いすぎるので、本書全体のまとまりが欠けていることは否定できない。学者でありながら、中途半端な議論に終始している残念な章もあった(ベトナム)。 本書全体の7-8割が類似書でみられる比較的一般的な内容であるという声を聞こえるが、逆に2-3割の新規性があれば、それはすばらしいことである。ポジティブに捉えれば、しっかりと先行研究や類似書をレビューしている証左であろう。 本書は学術的な専門書を志向しておらず、メコンビジネスの重要性を世に広く訴えかけることに重きをおいているので、そのような意味では、本書のタイムリネスは評価できる。また執筆者の多くがこのテーマの門外漢にも関わらず、あえてこのテーマに挑戦した勇敢さにも敬意を表したい。今後、本書に続き、同テーマを扱った書物が公表され、それによって、さらなる議論が深耕されることが執筆者の本望であろう。本書を入門書を位置づければ、これをベースにそれぞれの関心事に応じて、専門書を手に取ればよい。以上を踏まえると、いくつかのネガティブな点はあるものの、総じてポジティブな面のほうが大きいのではないだろうか。

Posted by ブクログ

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