1,800円以上の注文で送料無料

境界のないセカイ(2) 角川Cエース
  • 新品
  • コミック
  • KADOKAWA
  • 1103-01-17

境界のないセカイ(2) 角川Cエース

幾夜大黒堂(著者)

追加する に追加する

境界のないセカイ(2) 角川Cエース

638

獲得ポイント5P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2015/07/23
JAN 9784041034446

境界のないセカイ(2)

¥638

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2015/07/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

もしも性別を変えることができるセカイがあったとしたら―そんなセカイのお話、第二巻。 第一巻で感じたことだけれども、第二巻ではより強く―現実では不可能なことが可能になったとしてもなお、現実における問題がそのままに映し出されているように感じた。 例えば、「自分は女性として自然だろうか」「女性らしくできているだろうか」との不安、周囲の視線への意識、さらには無自覚な、そしておそらく本人は好意から言っている「女の子になったのだから」という注意。 それらは現実においてはトランスジェンダーの方が強く意識することであろう。また、肉体の性がかわったことで、仕草なども含めて「らしく」あれという圧力がかかっていることは何も変わっていないのだ、と。 第二巻では女性から男性への性転換が描かれる。そこで浮かぶ疑問は、野球選手になれるかもしれないという可能性のために性別を変えるという決断を要求されることと、一方で要求した側のあまりにも「軽い」姿勢である。なぜ野球をやろうとすると性別を変えねばならないのか?そういった疑問が自然と浮かび上がってくる。 一方、作品はそういった要素を影に、描かれないところに湛ながらも、ラブコメディであり恋愛コミックとして面白い。 あるいは私が長々と考えていたことは単なる思い込みなのかもしれないし―と、いろいろな読み方ができる、ラブコメディ作品ではなかろうか。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す