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日本で100年、生きてきて 朝日新書523
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2015/07/13 |
JAN | 9784022736239 |
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日本で100年、生きてきて
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日本で100年、生きてきて
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商品レビュー
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5件のお客様レビュー
「私は敗戦の日に朝日新聞をやめた。『負け戦』を『勝ち戦』とウソの 記事を書いて読者に届けてきた責任を取らなければならないと思っ たからです。」 先の大戦時、新聞各紙は大本営発表を垂れ流し、国民の戦意高揚を 煽った。戦争責任は政治家や軍人だけではなく、報道機関にもある。 ...
「私は敗戦の日に朝日新聞をやめた。『負け戦』を『勝ち戦』とウソの 記事を書いて読者に届けてきた責任を取らなければならないと思っ たからです。」 先の大戦時、新聞各紙は大本営発表を垂れ流し、国民の戦意高揚を 煽った。戦争責任は政治家や軍人だけではなく、報道機関にもある。 だが、その責任を取った新聞社があるのかと言えばない。敗戦を機に 論調を買えただけだ。しかし、ここにひとりのジャーナリストがいる。 むのたけじ氏。戦中に朝日新聞記者として従軍経験もあるむの氏は、 敗戦をきっかけにそれまでの報道姿勢の責任を取って朝日新聞を 辞した。 本書は東北6県で配信されているむの氏へのインタビューをまとめた 作品だ。タイトルには「100年」と入っているが、今年で101歳だ。 戦争を、戦場を知る世代が年々少なくなっている。だから、知っている 世代の方々の話したことや書いたことはなるべく知って、記憶してお きたい。 本書もそんな1冊だ。語られているのは戦争のことばかりではない。 先日、施行された安保法案、国会前デモ、アラブの春、沖縄の基地 問題、東日本大震災等々。 テーマは広範囲に渡っているが、すべてに共通しているのは「まずは 人間ありき」という考え方だ。 人間ひとりひとり、みんな違う。だから、その違いを認めればいい。 他人を尊重できない人は自分を大切にしない人だなんて、はっとさ せられる。ひどく当たり前のことなんだろうけれど、こうやって改めて 言葉にされると、ふと自分の行いを振り返るよね。 説教臭くなく、難しい言葉も使われていない。とても簡単な言葉で 語られてるので、小学校高学年くらいから読めるだろうと思うのだが、 「う~む」と考えさせられることが多かった。 「そうやって行き着いた考えは「文章は面白くないとダメだ」だ。読み手 が、次も読もうと思わないような、読んで面白くない文章は人の役に 立たないもの。そういう文章を書くことは本当に難しい。難儀している」 むの氏にしてこの言葉だよ。私なんて…トホホ。 尚、戦争に関するむの氏の発言は必読。歴史の生き証人なのだもの。 安保法案を通した自民・公明のセンセイたちには是非とも読んで欲しい ものだわ。
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役目を果たせなかったジャーナリズムを自己反省、戦後秋田で「たいまつ」創刊。社会の出来事について二人が徹底して検討を加えた記録、100年の経験智からのメッセージ。 100年を語れる人はまだまだ少ない。人間だれもが100年の経験智を持てるとしたら、すごいだろうな。
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9条の実態は、乱暴国家に戦争をさせないようにしたものなんです。戦争権を持つとされた日本への死刑判決だったんだ こういう残虐行為をやったのは、善良な市民と言われた人たちです。日本に帰ればまた善良な市民。戦地でやってきたことはとてもじゃないけど口にできない。沈黙するしかないんですよ 日本は本来、武士が「やあやあ我こそは」と何りを上げる文化だった 私の調べでは、第二次世界大戦が終わった後、朝鮮戦争が始まった時も、ベトナム戦争後、中東戦争、イラク・イラン戦争も全部、アメリカの失業率は8%以上だった 自分を粗末にする人は必ず他人も粗末にする上下関係が入ったら教育は壊れるんです
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