1,800円以上の注文で送料無料

海の本屋のはなし 海文堂書店の記憶と記録
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

海の本屋のはなし 海文堂書店の記憶と記録

平野義昌(著者)

追加する に追加する

海の本屋のはなし 海文堂書店の記憶と記録

2,090

獲得ポイント19P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 苦楽堂
発売年月日 2015/07/01
JAN 9784908087011

海の本屋のはなし 海文堂書店の記憶と記録

¥2,090

商品レビュー

4.3

12件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/01/25

児童書購入でお世話になりました 閉店してからずいぶん時間がたってしまいました 三宮や元町はホームタウンみたいに 親しみを持っているけど 震災の頃のことは知らなくて 心が閉じるようなショックを感じました ドンクの本の時はどこか遠い昔のような気がして 物語のように読んでしまいました...

児童書購入でお世話になりました 閉店してからずいぶん時間がたってしまいました 三宮や元町はホームタウンみたいに 親しみを持っているけど 震災の頃のことは知らなくて 心が閉じるようなショックを感じました ドンクの本の時はどこか遠い昔のような気がして 物語のように読んでしまいましたが …きっと自分の中でショックを受けないように 活字を眺めるだけにしてた 今回は無防備だったのかも 重い気持ちで読み進めていたけど 古書のところでは明るい気持ちになりました! 経営者からの一方的な通告で閉店だったとは驚きでした この本が非公式本っていうのもそう言ったところがあるのかな 店員さんとの繋がりが直接みえるような 昔ながらの本屋さんってもう少なくなってきているんでしょうね 自分が通った本屋さんも今はもう無いかな

Posted by ブクログ

2018/07/11

阪神淡路大震災が起きる以前だった。仕事の関係で月に一度、宝塚市 に通っていた。1泊か2泊になるこが多く、空いた時間は自由に使えた。 よく神戸を散策した。書店を見掛ければふらっと立ち寄った。本書の 海文堂書店も、そんな書店のひとつ。多分、2~3回くらいしか訪れて いないの...

阪神淡路大震災が起きる以前だった。仕事の関係で月に一度、宝塚市 に通っていた。1泊か2泊になるこが多く、空いた時間は自由に使えた。 よく神戸を散策した。書店を見掛ければふらっと立ち寄った。本書の 海文堂書店も、そんな書店のひとつ。多分、2~3回くらいしか訪れて いないのだがブックカバーが素敵だったのと、海関連の書籍が充実し ていたことが印象的な書店だった。 仕事をいくつか変わり、箱根の山を越えることもなくなって随分と 経過した頃、神戸在住の友人から海文堂書店閉店の報せが届いた。 本書は書店員の目線で海文堂書店の約100年の歩みとエピソード、 閉店の当日と「その後」が綴られている。 私は数回、ふらりと訪れた客に過ぎないが、本書を読むといかに地域 に根付き、愛された書店だったかが分かる。特に閉店が公表されてか ら、同店を訪れた幾人もの客が「これからどこで本を買えばいいんだ」 と口にしている。 ふと、思い出したことがある。地元駅前には子供の頃から2件の新刊 書店があった。仮にA書店とB書店とする。売り場面積はB書店の方 が広かったのだが、私のひいきはA書店だった。 小学校高学年の頃、毎月母からもらった千円札を握りしめて図鑑を 1冊ずつ購入するのが楽しみだったし、長じてからは棚を眺めながら 面白そうな本に出会う楽しみを与えてくれた。 そんなA書店は駅前の再開発と共に街から姿を消し、再開発後は B書店しか残らなかった。海文堂書店の常連客と同様に、私も 思った。「ああ、これからはどこで本に出会えばいいんだろう」 と。 当たり前にずっとそこにあって、これからもあるだろうと思っていた ものがなくなってしまう寂しさ。きっと、海文堂書店の閉店を惜しんで 足を運んだ人たちも、私と同じような気持ちだったのではないか。 地域に根差した書店は遠くない将来、本当に絶滅してしまうのかも しれない。本を愛した店員たちがいて、客に愛された書店があった。 こうやって、その足跡が書籍と言う作品として残る書店の方が少ない のだろうが、きっとどの地域にも、誰にでも、海文堂書店のような 書店の記憶があるのではないかと思った。

Posted by ブクログ

2016/09/13

2年半前に惜しまれながら閉店した元町・海文堂書店の記録と記憶。著者は海文堂に務める前の三宮ブックス時代より、こっちが勝手に存じ上げていた平野義昌氏。100年に亘る海文堂の歩みをひもときながら、話は神戸の書店の栄枯盛衰に筆は及ぶ。以下話個人的回想と嘆き。 僕が本格的に本を読みだし...

2年半前に惜しまれながら閉店した元町・海文堂書店の記録と記憶。著者は海文堂に務める前の三宮ブックス時代より、こっちが勝手に存じ上げていた平野義昌氏。100年に亘る海文堂の歩みをひもときながら、話は神戸の書店の栄枯盛衰に筆は及ぶ。以下話個人的回想と嘆き。 僕が本格的に本を読みだした中学生の頃にタイムスリップすれば、新開地〜三宮までには辻々に本屋があったというのも決して大げさでなく、ハシゴができた。店の規模は小さくともそれぞれが個性を放ち共存していた。震災から20年経ち元町・三宮に現存する書店はわずか2店。神戸はコンパクトシティ。街歩きにはもってこいなのに、そこにはあるべきものが失われ、類似業種が点在する現実。まぁ、この現実は神戸に限った話ではないけど、「衰退業種だから〜」と訳知り顔で片付けたくない現実を噛み締めた一冊。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品