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恋してる、生きていく ディアプラス文庫
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恋してる、生きていく ディアプラス文庫

夕映月子(著者), みずかねりょう

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恋してる、生きていく ディアプラス文庫

682

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新書館
発売年月日 2015/07/01
JAN 9784403523847

恋してる、生きていく

¥682

商品レビュー

3

5件のお客様レビュー

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2019/09/15

自然の中が舞台だからか、とてもゆったりした雰囲気の話。梓のことが好きな穂高と、自分が長く生きられないと思っているから穂高の想いに答えようとしない梓。全く違うように見えるけど、お互いのことが大切なのはきっと同じなのだろう。きっとこれからも、お互いのことを第一に考えながら「2人で生き...

自然の中が舞台だからか、とてもゆったりした雰囲気の話。梓のことが好きな穂高と、自分が長く生きられないと思っているから穂高の想いに答えようとしない梓。全く違うように見えるけど、お互いのことが大切なのはきっと同じなのだろう。きっとこれからも、お互いのことを第一に考えながら「2人で生きていく」のだろうな。と思った。

Posted by ブクログ

2016/03/25
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※このレビューにはネタバレを含みます

【天国に手が届く】がもの凄く良かったので期待していたのですが、ちょっと期待はずれだったというか、悪くはないけど特に印象に残らない話という感じでした。 攻は年下ワンコ攻。 受は生気に欠ける病弱受。 題材は【天国に手が届く】と同じ山です。 ちょろっと小田切と佐和も出てきていたので、そこは非常に嬉しかった。寧ろそこだけ空気に色が付いたみたいで、他のほとんどのシーンは色のない世界というか、グレーっぽい印象でした。 何だか読んでいて、受の病気に対する気持ちとか、そういった「病気」を中心に全ての話が進んでいって、読んでいてあまり気持ちの良いものではありませんでした。 もちろん、山や自然の描写は相変わらず素晴らしく、瑞々しい空気まで伝わってきそうな感じなんですが、受視点のためか折角の美しさまで沈んでいるような……。 静かで美しいというか、静かすぎて本当に受がどんな風に世界を見つめているのかが伝わってくると言うか。 そういう点では非常に文章力に優れている作家さんなのではないかと思いますが、今回のお話はそれゆえに起伏もなくいまいちでした。 正直、物足りないの一言に尽きます。 攻もワンコなんですが、強引さといったものとは程遠く、ここまで消極的で後ろ向きな受の相手としては、はっきり物足りない。物足りなさすぎて、つまらない。 何でもかんでも受を気遣い、まるでペンより重いもの持ったことないお姫様扱いに、んん?っと疑問を感じる。 気遣いも大切だけど、そうじゃないよね……というか、好みの攻ではなかった。 終盤は手術をきっかけに受がまるで人格まで変わったかのような変化を見せましたが、それも何とも言えない置いてきぼり感で、結局最後までさらっと読んで終わってしまいました。 読みやすいので普通に読めますが、印象に残らなかったので読み返すことはないと思います。

Posted by ブクログ

2015/10/22

「美しい」と漢字表記せず「うつくしい」と表現するところからも伝わってくる、デリケートで優しさにあふれたラブストーリーでした。 山を愛する年下大型わんこ×線の細い年上美人。 高原ホテルを母と一緒に経営している梓は、山に対する複雑な思いを抱いていた自分へ「山が好き」という明快な答え...

「美しい」と漢字表記せず「うつくしい」と表現するところからも伝わってくる、デリケートで優しさにあふれたラブストーリーでした。 山を愛する年下大型わんこ×線の細い年上美人。 高原ホテルを母と一緒に経営している梓は、山に対する複雑な思いを抱いていた自分へ「山が好き」という明快な答えを与えてくれた穂高に想いを寄せるようになります。穂高もまた梓への想いを告げてくるのだけど、身体の不安から二人の関係を進める勇気がないまま遠慮しながらのお付き合いに。 梓の複雑な胸中が丁寧に描かれていて、穂高への一途な恋心ゆえの臆病な気持ちがすごく伝わってきました。 最初は自分の持病のことばかりにとらわれていて後ろ向きだったけど、健康で頑丈な穂高にだっていつ何が起きるかわからないと気づいた瞬間から、梓はとても前向きになっていきます。 その心の変化、成長が心にじーんと響きました。 山は梓の生きようという気持ちや、穂高への恋心の象徴のように感じました。 毎日遠目に山を見上げるだけで諦めていた梓の手をとって、寄り添ってくれた穂高。穂高の愛に応えようという気持ちが、登山したいという意欲につながっていきます。 穂高を好きになって、初めて生きることへの執着が芽生えた梓です。愛のパワーですね! プラトニックで終わっちゃうんじゃないかと危惧するほどの、清らかラブでしたね。エロティックな雰囲気とは無縁そうな二人なので、ちょっとした身体接触wにもドキドキさせられました。 なので初めて結ばれたシーンは、よかった~!と安堵してしまって、萌えより喜びの方が大きかったです。 Hはラブラブ、あまあまでした! みずかねセンセのイラストがぴったりで、脳内でイメージが広がりました。ボルゾイのシルフがめちゃくちゃいいw 山ものは好きなので、「天国に手が届く」も読んでみたいと思います。

Posted by ブクログ

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