商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2015/07/01 |
JAN | 9784041032176 |
- 書籍
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神殺しの救世主
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神殺しの救世主
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商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
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レーエンデ国物語が気になっていた作者さん。 初めまして。 個人的にファンタジーは別世界にどっぷり入り込めるのが醍醐味だと思うのですが、びっくりするほど入り込めませんでした。 レーエンデに手を出すのを躊躇うほど。笑 以下辛口。 なんだろう、物語としてはめっちゃ王道なの。 王道モノってありきたりかもしれないけど、やっぱり面白くて好きなんだけど… 上手く言えないけど、これはRPGを文字に起こしただけのようなかんじ? いろんな物語のいいとこだけを繋ぎ合わせたような。 掘り下げが足りなすぎてペラペラというか。 行間を読むとかそんなレベルですらなく。 (そもそも行間は読者が勝手に読み取るものではなく作者が読ませるものだと思うけど) 仲間集めはスムーズすぎるし。 冒険も大した苦難もなく目的地に向かって一直線。 なんでそんなにノトに恩義を感じているのか全くわからないし。 キャラはブレるし。 ノトに感情がないと言いつつ、感情と認識してないだけで感情ありありの行動しかしてないし。 世界観の作り込みも足りず。 え、そことそこってそんな距離?みたいな。 え、そんな攻撃のしかた?みたいな。 なんで自分が救世主だと確信したのか根拠が曖昧で、曖昧なところに基づいて話が進んでいくから全く説得力がなく。 最終的なネタばらしは好きだけど、だったらもっと面白くできたんじゃない?とも思うし。 みんな復活するにしてもずいぶん簡単でしらける。 全てが薄っぺらい。 なかなか読み進めずしんどかった。 疲労感が半端なかったです。
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デビュー作の興奮のまま2作目読みました。またテイストの違う感じですが、人の嫌なところと良いところの二面性を描くのは変わらず。 世界が終わるから、新たな世界へ(ノアの方舟のよう)という体で始まり、最後はちゃんと新たな世界に行けました。しかもこの話はファンタジーではなくSFで、こわれた地球が復旧した後の、適切な時期に地球に戻すために設定した伝説によって翻弄される話でした。色々示唆的な話なんでしょうが、宗教の知識があまりないゆえにSFとしてたのしく読み切った感じです。
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多崎礼さんの本、2冊目。 世界の命運を分ける、ある責務を背負うことになった少女ノトのファンタジー。 独自の世界観を作り上げる才は見事。でも自分の理解力が未熟で前半はその世界観を把握するのに手間取った(個人的ファンタジーあるある)。だが後半に近づくにつれページを捲る手が止まらず一気...
多崎礼さんの本、2冊目。 世界の命運を分ける、ある責務を背負うことになった少女ノトのファンタジー。 独自の世界観を作り上げる才は見事。でも自分の理解力が未熟で前半はその世界観を把握するのに手間取った(個人的ファンタジーあるある)。だが後半に近づくにつれページを捲る手が止まらず一気にラストまで。ちょっと駆け足気味に感じました。 よかった、魅力的なキャラクター達も。せっかく魅力的な設定なのでもっと掘り下げてほしい。 ネタバレせずに書くと、最後の展開がまた複雑な重要ポイントなのに(いい意味で)わりとあっさり説明でボリューム割いてないのが勿体無いなぁと。
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