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子宮頸がんワクチン、副反応と闘う少女とその母たち
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2015/06/26 |
JAN | 9784087815689 |
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子宮頸がんワクチン、副反応と闘う少女とその母たち
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商品レビュー
4.3
7件のお客様レビュー
村中璃子の「10万個の子宮」を読んで、子宮頸がんワクチン無関係説には説得力があるなと思った。一方、ワクチン原因説の根拠がわからないので、探して読んでみた。その意味では役に立たない本だった。 本書の目的は「子宮頸がんワクチンの副反応」と戦う少女とその母親が、いかに辛い思いをしてい...
村中璃子の「10万個の子宮」を読んで、子宮頸がんワクチン無関係説には説得力があるなと思った。一方、ワクチン原因説の根拠がわからないので、探して読んでみた。その意味では役に立たない本だった。 本書の目的は「子宮頸がんワクチンの副反応」と戦う少女とその母親が、いかに辛い思いをしているかを伝えることだ。一方、原因が子宮頸がんワクチンだ、とする理由は「知り合いからワクチンの副反応だと言われた」「ワクチンの副反応だと言われている症状と似ている」「そういえばワクチン打った!」というもの。ワクチン原因説の根拠は、本書には出てこない。検討されることもない。 当事者にとって原因や根拠は重要ではないのかもしれない。原因がなんであれ、大切なのは、治療し、健康を取り戻すことなのだから。著者も根拠にあまり興味がないらしい。 でも、被害者が辛いから原因はワクチンである、という理屈は変だ。正しい原因がわからなければ、治療も予防もできないのに。 症状をワクチンの副反応と認めない医師たちは本書では悪役扱いだが(頭から心身反応だと決めつけて攻撃的な医師は問題外だが)、医学は科学の一分野であり、医療従事者は科学者、技術者でもある。彼らがイライラする理由はわからないでもない。 医学はこれまでひどい間違いをいくつもしでかしてきたし、これからもミスを犯すだろう。ワクチンと症状の関係だって、現状では因果関係が証明できないというだけで、研究が進めば別の結論に至るのかもしれない。 だが、根拠のない治療や民間療法は、正統医学以上にあてにならない。ここまで来るとどっちを信じるか、どっちをとるかという話になってくる。それはもちろん患者の選択ではあるのだが・・・ 「10万個の子宮」を書いた村中瑠璃子と本書の著者である黒川祥子が議論を交わしたら問題点が浮き彫りになるのではないかとも思ったが、話通じなそうだな。
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子宮頸がんワクチン接種済み。 「MMRワクチンの副作用は最終的に八百人に一人という数字になった。HPVワクチンの副作用被害者は、本当は一体何人以上なのか。これから、どれだけ増えるのか、想像するに恐ろしくなります」 この文を読んで背筋が震えた。
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週末から就寝前のオヤスミ読書で読み始めた。ひとり目のルポを読み始めてすぐ、その症状の凄まじさや、周囲からの理解のなさが恐ろしく、眠れなくなってしまった。我が家の娘と同い年の少女たちがわけの分からない症状に苦しめられていて、しかもそれを治す手立てが全くない、という状況に心が痛む。そ...
週末から就寝前のオヤスミ読書で読み始めた。ひとり目のルポを読み始めてすぐ、その症状の凄まじさや、周囲からの理解のなさが恐ろしく、眠れなくなってしまった。我が家の娘と同い年の少女たちがわけの分からない症状に苦しめられていて、しかもそれを治す手立てが全くない、という状況に心が痛む。そこになぜ、救いの手が差し伸べられないのか。何かできることはないのか。胸が苦しくなる。
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