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不確実な未来を生き抜くための「経済史」 SB新書
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不確実な未来を生き抜くための「経済史」 SB新書

増田悦佐(著者)

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不確実な未来を生き抜くための「経済史」 SB新書

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 SBクリエイティブ
発売年月日 2015/06/01
JAN 9784797382891

不確実な未来を生き抜くための「経済史」

¥880

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2016/12/11

「官製相場」と言われる株高の一方で、一般家庭の家計は物価上昇で苦境に陥っている。 やせ細る一方の実体経済と活況を呈する金融市場との乖離。 こうしたアンバランスな経済状況は、日本がいま非常に不確実性の高い時期に差し掛かってしることを示す。 目一杯大きな視野から世界と日本の経済史を振...

「官製相場」と言われる株高の一方で、一般家庭の家計は物価上昇で苦境に陥っている。 やせ細る一方の実体経済と活況を呈する金融市場との乖離。 こうしたアンバランスな経済状況は、日本がいま非常に不確実性の高い時期に差し掛かってしることを示す。 目一杯大きな視野から世界と日本の経済史を振り返ることで経済の原理、資本主義のカラクリ。 経済史をひもとけば、日本の進むべき道と私たちが今後生き残る術も見えてくる、ということで、 第1章 経済覇権を城壁のない都市が握った経済史の黎明期 第2章 16世紀以降は戦争とインフレ・デフレの関係で     経済史を総括できる 第3章 経済思想家は経済をうまく導いてきたのか     経済学で言うべきことはアダム・スミスが     言い尽した     アダム・スミスのラデイカル精神はどこから     来ているか     アダム・スミスよりも権威主義だったマルクス     マルクス経済学からなぜ卓見が生まれたか     アメリカの大国化を予測したアダム・スミス     <略>     経済学者が「官僚統制型」を支持する理由     <略>     1930年代不況を深刻なものにしたのはGM     国がお金を使った分だけ庶民の消費の余地が     失われる     企業の独占はなぜ市場に悪い影響を与えるか     ケインズ主義と旧通産官僚にある共通の性質 第4章 20世紀はばぜ金融業の時代になったのか 第5章 アベノミクスでは日本経済は復活しない 第6章 日本経済が今後その隠れた実力を発揮する方法 というような内容です。 最後の章で、「全生産要素」なる新たな観点の指標で、日本の未来は明るいということを予言している。 日本経済復活のカギを握るのは、国民が勤労倫理の高さを持ち続けることが重要であるという主張でした。 そして、日本は技術革新と効率性の追求が両立する国であると。 全世界を見渡しても、それは、ドイツにもない日本だからの特性であるとしている。 自分たちの職業が奪われないよう官僚と結託するエセ経済学者のわけのわからない学説にはくれぐれもだまされないようにいたしましょう(笑)・ 

Posted by ブクログ

2015/11/05

アダムスミス賞賛。自由放任主義最高!って著者の思想が透けて見える。 欧米のやり方に従うんでなく、日本独自のやり方で経済発展を進めよう、は合意できるが、その方法論が結局は地方切り捨てで、効率性の追求は欧米と変わらない気がする。

Posted by ブクログ

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