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大幽霊烏賊(下) 名探偵面鏡真澄 講談社文庫
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大幽霊烏賊(下) 名探偵面鏡真澄 講談社文庫

首藤瓜於(著者)

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大幽霊烏賊(下) 名探偵面鏡真澄 講談社文庫

803

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/06/01
JAN 9784062931250

大幽霊烏賊(下)

¥803

商品レビュー

3.7

5件のお客様レビュー

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2022/12/04

異様な雰囲気を纏ったミステリー小説。古典的な章立てで進むが、不思議と読みやすく筋書きは捉えやすい。精神病院が舞台なのでどこまでが事実でどこまでが妄想なのか不明瞭なところがこの作品のキモ。自分の理解が本当に正しいのか、不安を抱えたまま読み終えることになる。

Posted by ブクログ

2016/04/21

4月-10。2.5点。 昭和の精神病院ミステリー、下巻。 烏賊と言うよりは、謎の患者の正体に焦点。 ラストは、あっ、そうなのという感じ。 ちょっとイマイチ感。

Posted by ブクログ

2015/08/01

上巻のラスト、つまり第二部の第一章である「大幽霊烏賊」の、悪夢か妄想のようなストーリー、その異様な迫力と不気味さに圧倒されました。 病院の一室に閉じ込められていて、主人公の使降 が勝手に「黙狂」と名付けている身動きしない患者や、院長、副院長、看護長の何か隠し事をしているような不...

上巻のラスト、つまり第二部の第一章である「大幽霊烏賊」の、悪夢か妄想のようなストーリー、その異様な迫力と不気味さに圧倒されました。 病院の一室に閉じ込められていて、主人公の使降 が勝手に「黙狂」と名付けている身動きしない患者や、院長、副院長、看護長の何か隠し事をしているような不穏な雰囲気も気になります。 ただ、下巻が始まると、また精神病院の日常の描写が続きます。 少し不思議だったり訝しいことは起こるものの、「事件らしい事件はいつ起こるのやろう」と、違った意味でハラハラしながらページを繰りました。 こう書くと、退屈な部分が続いて読みにくいのかと誤解を受けそうですが、実際にはほんの僅かずつながら、謎が明かされてきて、そして後半には大きく物語が動きます。 僕もそうだったのですが、サブタイトルの「名探偵 面鏡真澄」から、「精神病院の中で、今起こる、起こった惨劇の謎を解く医療ミステリー」と思い込んで読むと、肩透かしをくらいます。 それでも、読み終えた後には、存分にどんでん返しと「騙された感」と満足感を味わえる良質のミステリーです。 最後に、個人的意見として、「本書は、首藤瓜於版『ドグラ・マグラ』である!」というコピーは気にせずに読んだ方がいいと思います。

Posted by ブクログ

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