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プラトン入門 ちくま学芸文庫
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プラトン入門 ちくま学芸文庫

竹田青嗣(著者)

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プラトン入門 ちくま学芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2015/06/10
JAN 9784480096746

プラトン入門

¥1,320

商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2021/01/12

■著者が扱っているメインテーマ 哲学の本質である人間の生の原理とは何か? ■筆者が最も伝えたかったメッセージ 普遍性の根拠をイデア論を通して、価値の生成へ基礎づける。 ■学んだことは何か 哲学は絶対的真理を探究するためにあるのではなく、 魂、美、徳を善いものにするための考え方...

■著者が扱っているメインテーマ 哲学の本質である人間の生の原理とは何か? ■筆者が最も伝えたかったメッセージ 普遍性の根拠をイデア論を通して、価値の生成へ基礎づける。 ■学んだことは何か 哲学は絶対的真理を探究するためにあるのではなく、 魂、美、徳を善いものにするための考え方を普遍化していく方法だった。

Posted by ブクログ

2021/01/07

近代~現代にかけてプラトン批判とされてきたものは、実はプラトンの思想を正確に読み解いていなかったものだ、という内容を含んでいる。 前半のプラトンの書籍の解説はとてもわかり易かった。

Posted by ブクログ

2017/03/02

ニーチェ以降の現代思想において、「西洋形而上学の祖」として批判されてきたプラトンの思想のポジティヴな意義を、著者自身の現象学・欲望論の立場から再評価することを試みています。 「プラトン入門」というタイトルにもかかわらず、著者独自の解釈が含まれているので、おそらく読者の評価も大き...

ニーチェ以降の現代思想において、「西洋形而上学の祖」として批判されてきたプラトンの思想のポジティヴな意義を、著者自身の現象学・欲望論の立場から再評価することを試みています。 「プラトン入門」というタイトルにもかかわらず、著者独自の解釈が含まれているので、おそらく読者の評価も大きく分かれるのではないかと思われます。ただしそうした点を考慮に入れても、プラトンの思想の検討を通じて哲学という営みに読者を引き入れる本だと感じました。 『パルメニデス』におけるイデア論への批判やアリストテレスの論難についても、ポストモダン思想における懐疑論的な傾向に対する反批判という著者自身のモティーフが入り込んでいるところや、著者自身の実存的なエロス原理としてプラトンの思想を解釈し、本質主義的な「恋愛」論を見いだそうとしている点など、個人的にも若干気にかかるところはありますが、それも含めて、哲学を学ぶことのおもしろさを実感させてくれる内容だといえるのではないでしょうか。

Posted by ブクログ

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