商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2015/05/01 |
JAN | 9784041028339 |
- 書籍
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傘をもたない蟻たちは
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傘をもたない蟻たちは
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商品レビュー
3.5
101件のお客様レビュー
命の大事さという意味での『生』ではなく、ただ毎日『生』きる中での理不尽や後悔、矛盾みたいな重苦しさは皆感じてると思う。そういう意味での『生』が、割と無遠慮にグイグイ来ます。 重ためなので、ちょっと気持ちに余裕がある時に読まないと面白がれないかも。 Undress イケイケのサ...
命の大事さという意味での『生』ではなく、ただ毎日『生』きる中での理不尽や後悔、矛盾みたいな重苦しさは皆感じてると思う。そういう意味での『生』が、割と無遠慮にグイグイ来ます。 重ためなので、ちょっと気持ちに余裕がある時に読まないと面白がれないかも。 Undress イケイケのサラリーマンがスーツを脱いだら何者になれるのか。 何者にもなれないのか。 ちょっとしたミステリーみたいな仕掛けもあり、ゾクッとする一編。 インターセプト 一回目 は、うわぁ…って思うけど、二回目読んだら何だか笑えてきて、三回目も読んじゃった。 読めば読むほど笑えてくる。 何がそんなにツボなのか自分でも分からないけど、笑っちゃう。 でも、こんな反応はたぶん特殊なので、笑いを求めて読まないように。 にべもなく、よるべもなく 好きか嫌いかは別にして、一編の小説として、一番良いと思ったのはこれ。 作家、加藤シゲアキ。思春期や若い人の心の揺れややるせなさを描くのがうまいなぁって思う。 傘をもたない蟻たちは。 降り注ぐ人生の失敗から、恥から、後悔から逃げるすべはなく、ただうろうろと濡れるしかないけれど、それでも生きていくのですね。
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著者初の短編集らしく、展開が急すぎるように見える部分もあったけど、設定もキャラクターもストーリーも魅力的な話ばかりでした。 「イガヌの雨」は、「イガヌってなんだよ」って思いながら読んでたけど、読後にはイガヌを食べたくなった。 「にべもなく、よるべもなく」 違うことと理解することの...
著者初の短編集らしく、展開が急すぎるように見える部分もあったけど、設定もキャラクターもストーリーも魅力的な話ばかりでした。 「イガヌの雨」は、「イガヌってなんだよ」って思いながら読んでたけど、読後にはイガヌを食べたくなった。 「にべもなく、よるべもなく」 違うことと理解することの本質のような気がした。違ってたっていい。理解できなくたっていい。それでも好きなことに変わりはない。
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5/18 世にも奇妙な物語なのか?これは… 非日常ではなくてあくまでも毎日を描いているのだが、それすらも不思議な世界に感じられる。 加藤シゲアキさんの本をもっと読みたい 好きな作家の1人になりました!
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