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闇からの贈り物(下) 集英社文庫
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闇からの贈り物(下) 集英社文庫

V.M.ジャンバンコ(著者), 谷垣暁美(訳者)

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闇からの贈り物(下) 集英社文庫

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2015/05/20
JAN 9784087607055

闇からの贈り物(下)

¥880

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2024/10/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(上巻より) いろいろな要素が山盛りになっているにもかかわらず、 すっきりとまとまっているのは、 主人公のマディスンがいたって「まとも」だからだろう。 酒もたばこもやらず、請求書の支払いも遅れず、 同僚からのデートの誘いは全員、丁寧に断っている。 宮部みゆきによると 「タフだけどタフぶらず、自身のややトラウマ的な過去にも縛られず、不用意に恋愛モードになって物語をもたつかせる甘ちゃんキャラでもない。知性を矛に、硬派な職業意識を盾に、粘り強く真相を追う彼女」。 むやみに興奮したり、暴走したりしない、というのもつけ加えたい。 マディスンが、やり手弁護士と丁々発止というか、 利用し利用され、ある意味脅かされてもいたが、 防弾チョッキをつけないと犯人の待つ危険な場所に行かせないと、 手錠で車のドアのハンドルに繋いで、 彼を初めて絶句させた場面は良かった。 登場人物の造形も素晴らしいし、ストーリ―展開も秀逸。 続編があるにもかかわらず、和訳されていないことが非常に残念。

Posted by ブクログ

2019/11/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あらすじ  警官に扮した男に襲撃され、相棒のブラウンは重体になる。主人公マディスンは、犯人はキャメロンではないと確信し、独自に捜査を行う。さらに弁護士クインを通じてキャメロンと接触したり、協力関係を築き、クインたちが経営するレストランの元従業員に突き当たる。どうやら彼は暴行罪で服役し、不公平さに逆恨みしていたらしい。目的はキャメロンではなく、クインであった。  上巻の無味乾燥な文章に初めは投げ出しそうになったけど、下巻始まりくらいから、登場人物たちが好きになった。特に、凶悪犯キャメロンがクインの弟の敵を討つところや、クインが子どもを助けるために危険に身をさらすところなんかははらはらした。主人公マディソンは女性刑事だけど、本書の中で女性ということがあまりネックになっていないのも好感が持てた。社会の変化もあったのかな。配属一ヶ月に満たない新人、という扱いはあっても、女性だから…という表現はなかった気がする。何にしろ、本国では続編が出ているようなので、是非出版してほしい。

Posted by ブクログ

2017/10/16

ジャンバンコのデビュー作、後半。 シアトルで起きた惨殺事件は、悪名高い指名手配犯キャメロンの犯行と推測されたが。 殺人課の新米刑事アリス・マディスンは、キャメロンではないと主張したが、かえって捜査から外されてしまう。 孤独がちな女性だけど、幼馴染の親友一家の存在が救いになってい...

ジャンバンコのデビュー作、後半。 シアトルで起きた惨殺事件は、悪名高い指名手配犯キャメロンの犯行と推測されたが。 殺人課の新米刑事アリス・マディスンは、キャメロンではないと主張したが、かえって捜査から外されてしまう。 孤独がちな女性だけど、幼馴染の親友一家の存在が救いになっていますね。 キャメロンの弁護士クィンは、もともとキャメロンの幼い頃からの知り合いだった。 25年前に起きた少年失踪事件が、彼らのその後を決定づけていたのだ‥ 思わぬ背景と、地道な警察捜査の様子が書き込まれ、複雑な様相。 クライマックスは怒涛の展開に。 面白かった~! 

Posted by ブクログ

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