商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 毎日新聞出版 |
発売年月日 | 2015/05/01 |
JAN | 9784620108117 |
- 書籍
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劉邦(上)
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劉邦(上)
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商品レビュー
4.2
16件のお客様レビュー
人が人を識る不思議さ。 人を見抜く力というのは、あてになる情報がまるでない中で判断しなければならない昔の方があったのかもしれないな。 土地の有力者呂公が劉邦の人物を見抜いて、娘を嫁に与えようとする場面を読んで、そう思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
久々に宮城谷さんの小説を読み始めた。 随分昔に、「晏子」や「孟嘗君」を読んで、メチャメチャ面白かった記憶があるが、ブクログを始める前だったので、残念ながらレビューはない。なので、いつかもう一度読んでみたい。 今回は、この「劉邦」。まずは上巻。 かなりいい感じ。すでにワクワク感がある。 時代は、秦の始皇帝の時代。不老不死を望んだ始皇帝がついに没し、二世皇帝が即位。秦の暴政は続く。 そのころ、沛県生まれの気のいいオヤジが、泗水亭という亭の長となった。竹皮冠をかぶり、動いていれば陽気だが、静止していると陰気になる。酒好きだが、人の良否を一目で見抜くするどい感性を持っている。 当時の税に値する労役を課され、劉邦は100名ほどの労働者を引き連れて出発するが、出発早々、逃亡者が出る。一人でも逃亡者を出すということは、課された役務を果たさないこととなり、従ってその時点で犯罪者となる。命の保証はない。 どうせ命がないのならと、劉邦は解散宣言。だが「俺についてくるものはついてこい」と、集団の逃亡生活が始まる。そして、人望熱い劉邦の周りにはたくさんの人が集まってくる。 ちょうどそのころ、世界史の教科書でも習った、陳勝・呉広の乱が勃発する。秦の暴政に対する不満の爆発だ。 しかしながら、劉邦たちは、陳勝・呉広には組みせず、独自の軍団を作り、力を蓄えていく。 上巻では、劉邦の軍団が、秦軍との初陣に勝利するところで終わる。軍団がますます力をつけていく、その理由は、劉邦の人となり、つまり有能な人材を呼び寄せる徳を持ち合わせているところにある。 有能な将の将たる劉邦の快進撃。まだまだ、序盤戦だがこのワクワク感がどんどん大きくなる気配が間違いなく感じられる。
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冒険っぽい感じで楽しい。何がどうして皇帝にまでなるのかさっぱりわからないところもワクワクする。あと地の文がわりと正直。この辺はよく分からない的な事とか書いてある。
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