商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 原書房 |
発売年月日 | 2015/04/01 |
JAN | 9784562051526 |
- 書籍
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コメの歴史
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コメの歴史
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
殆どの日本人が1日に一口は食する「コメ」の歴史を紹介した本。 元を辿ればアジアイネかアフリカイネではあるらしいが、それにしても普段見慣れているだけに、その奥深さや世界でどれほど広まっているか等はあまり考えなかった食べ物である。 本書では単に歴史をかいているだけででなく、どう...
殆どの日本人が1日に一口は食する「コメ」の歴史を紹介した本。 元を辿ればアジアイネかアフリカイネではあるらしいが、それにしても普段見慣れているだけに、その奥深さや世界でどれほど広まっているか等はあまり考えなかった食べ物である。 本書では単に歴史をかいているだけででなく、どういった風に調理されているかなども記載されており、さらに写真付きで食欲がそそられたりもする。 世界でコメが伝播する理由に至ったのは、土地や文化の侵略、奴隷、人の移動が基本的なことであることを教えられたことよりも、コメの年間消費量トップ20にも日本は入っていないことに驚きを隠しきれなかった。 確かに昨今ではパンを食する人が多いのは事実であるのだが、コメに関しては文化的な繋がりが多くある日本だけにその消費が少なくなることには寂しいだけでなく、何かを無くすような心持ちがしないでもない。 だからと言って過去輸入をしたコメを廃棄したりするなどは論外で、世界のコメを否定してもいけず、むしろどういった広がり方、耕作方法、次世代への継承、農家への支援など、またさらに美味しい調理法を学ぶべきであろう。
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序章 コメは万能選手(世界の人口の3分の2はコメが主食;コメは万能選手) 第1章 コメとはなんだろう?(稲の栽培;食材としてのコメの価値 ほか) 第2章 アジアから地中海沿岸へ(稲作の起源;中国のコメの歴史 ほか) 第3章 大航海時代以後のコメ(レッドライス―アフリカの赤いコメ;...
序章 コメは万能選手(世界の人口の3分の2はコメが主食;コメは万能選手) 第1章 コメとはなんだろう?(稲の栽培;食材としてのコメの価値 ほか) 第2章 アジアから地中海沿岸へ(稲作の起源;中国のコメの歴史 ほか) 第3章 大航海時代以後のコメ(レッドライス―アフリカの赤いコメ;北米のコメ・プランテーション ほか) 第4章 変化するコメの食べ方(移民がおよぼす影響;輸送とランチ ほか) 第5章 文化としてのコメ(コメから生まれる文化;神々とコメ ほか)
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日本で生まれて育った方ならおそらく嫌いな方はいないと思われる食物の一つにコメがある。そのコメがどのように広がっていったのか、どのような料理が作られているのか取り上げているのが今回の本。 コメはいろいろ利用される。ごはんはいうまでもなく、コメを使った菓子、せんべいを...
日本で生まれて育った方ならおそらく嫌いな方はいないと思われる食物の一つにコメがある。そのコメがどのように広がっていったのか、どのような料理が作られているのか取り上げているのが今回の本。 コメはいろいろ利用される。ごはんはいうまでもなく、コメを使った菓子、せんべいをはじめ、化粧品などにも使われる守備範囲の広いものだ。 コメの歴史はおよそ15000年ほど前に栽培されていたそうだ。そんな昔から親しまれている食材。 変化するコメの食べ方にピラフが載っていた。ピラフはなんと貴族階級の食べ物で、イラン、アフガニスタン、インドではプラオと言われていて、最高級のピラフは、数年もので高い値段の良い香りのする米、バスマティで作る。 あのパエリヤは、スペインのバレンシア地方が発祥で、「パエリヤ」はスペイン語で「彼女のため」という意味のポル・エリャが変化したものとある。 日本人の家庭ならほとんどあると言っていい家電の電気炊飯器。1955年に自動牛木炊飯器を最初に製造したのがあの東芝だ。今では、IH(電磁誘導加熱)炊飯器が炊飯器の売り上げの半分を占めているそうだ。 コメの歴史も他の食の歴史同様、ギュッと詰まっているなあ。
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