1,800円以上の注文で送料無料

永遠のピアノ 毛沢東の収容所からバッハの演奏家へ ある女性の壮絶な運命
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

永遠のピアノ 毛沢東の収容所からバッハの演奏家へ ある女性の壮絶な運命

シュ・シャオメイ(著者), 大湾宗定(訳者), 後藤直樹(訳者), 阪口勝弘(訳者), 槌賀七代

追加する に追加する

永遠のピアノ 毛沢東の収容所からバッハの演奏家へ ある女性の壮絶な運命

2,145

獲得ポイント19P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 芸術新聞社
発売年月日 2015/04/01
JAN 9784875863939

永遠のピアノ

¥2,145

商品レビュー

4.8

5件のお客様レビュー

レビューを投稿

2020/09/23

中国は文化革命期に多感な時期を迎え、まさに青春や学ぶべき時期を奪われる。凄まじい文化革命期。恐るべき思想教育と弾圧、そして死。文化革命期を乗り切り、生き残り、上海、香港、アメリカ、パリへと渡り、ピアノの勉強に邁進する。彼女の弾く「ゴルトベルク変奏曲」のCDを早速注文した。

Posted by ブクログ

2017/11/12

朱暁玫の自伝。 文革の時代、才能、教養のある人はみな徹底的に砕かれた。 本を出せるのは、逆境に勝ち、耐え、戦い抜いた一部の人。 結局共産主義が歪んで大躍進に文革に激しさを増して「持つ人」たちはコテンパンにやられたけれど、その後の改革開放から始まる新しい時代には彼らがやはりお金持...

朱暁玫の自伝。 文革の時代、才能、教養のある人はみな徹底的に砕かれた。 本を出せるのは、逆境に勝ち、耐え、戦い抜いた一部の人。 結局共産主義が歪んで大躍進に文革に激しさを増して「持つ人」たちはコテンパンにやられたけれど、その後の改革開放から始まる新しい時代には彼らがやはりお金持ちになる。という件は本題と関係ないながらも興味深い。 この人の音は本当に聞いている人を巻き込む。CDですらこんなに素晴らしいのだ。実際にコンサートへ行ったらどれほど心奪われるだろう。 文革に興味を持った人には、チンカイコー陳凱歌の自伝も合わせて読むと面白い。

Posted by ブクログ

2017/02/13

たまたま耳にしたゴールドベルク変奏曲の新録音(2016年)の明るい音色に引き込まれ、この本を手にした。 読みおわって感嘆するのは、このピアニストのこの上ない謙虚さについてである。それは、中国人が文化として生まれながらに持つものなのか、文化大革命という荒波をくぐり抜けたためなのか、...

たまたま耳にしたゴールドベルク変奏曲の新録音(2016年)の明るい音色に引き込まれ、この本を手にした。 読みおわって感嘆するのは、このピアニストのこの上ない謙虚さについてである。それは、中国人が文化として生まれながらに持つものなのか、文化大革命という荒波をくぐり抜けたためなのか、老子の教えから来るものなのか、はたまたバッハの演奏を通じてのものなのか? しかしシャオメイの人生には謙虚さだけがあるわけではない。文化大革命を生き延び、アメリカへ、さらにフランスに渡って自己実現を果たしてきた。その姿に強く心を打たれるのだ。 その強さを感じ取るために、もう一度ゴールドベルクを聴こうと思う。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品