![太平記(三) 岩波文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001733/0017333126LL.jpg)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2015/04/18 |
JAN | 9784003014332 |
- 書籍
- 文庫
太平記(三)
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太平記(三)
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商品レビュー
4.5
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西源院本に現代文でも分かるよう、訳と注を配置している。 足利軍復活! 九州から尊氏は海路、直義は陸路で京へ。 南朝は、湊川の戦いで楠正成の敗北と自害、 越前では新田義貞が流れ矢に眉間を討たれて討死する。 比叡山臨幸後、花山院に幽閉された後醍醐天皇は脱出し、吉野へ。 北畠顕家の大軍...
西源院本に現代文でも分かるよう、訳と注を配置している。 足利軍復活! 九州から尊氏は海路、直義は陸路で京へ。 南朝は、湊川の戦いで楠正成の敗北と自害、 越前では新田義貞が流れ矢に眉間を討たれて討死する。 比叡山臨幸後、花山院に幽閉された後醍醐天皇は脱出し、吉野へ。 北畠顕家の大軍は奥州から進軍を続け、吉野へ。 だが阿倍野の戦いで顕家は戦死する。 北朝では、光厳天皇が重祚し、足利尊氏は征夷大将軍に。 そして南朝の要、後醍醐天皇が吉野で逝去する。 ・凡例 ・全巻目次 第十六巻 第十七巻 第十八巻 第十九巻 第二十巻 第二十一巻 ・付録 系図(赤松氏系図・佐々木氏系図) 『太平記』記事年表3 [解説3]『太平記』の歴史と思想 ・地図 船坂・熊山・福山合戦関係図 比叡山周辺図 越前合戦関係図 南北朝時代が舞台の歴史読み物「太平記」。 合戦の臨場感や京中の混乱の様子がひしひしと伝わってきます。 この時代の戦闘は、弓と馬が主役だなぁとも感じます。 楠正成の正行への遺訓や楠兄弟の自害、瓜生判官の母の心情、 一宮と御息所の恋物語、「史記」の嚢砂背水の陣、 結城入道宗広の十悪五道な振る舞い、塩谷判官の悲劇など、 読者の心をくすぐる物語が盛り込まれているのも、興味深い。 また、比叡山臨幸と、還幸供奉&北国落ちの、 公家と武家一覧があり、比較するのも面白かったです。 正々堂々なってものではなく、裏切りや謀反、謀殺や毒殺、 確執もあり、なんかドロドロした気配も漂ってきな臭い。 さあ、始まったばかりの足利政権の今後は?
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南朝が滅んでいく過程である。新田義貞がついに死亡する。足利氏の完全勝利とはいかず、各地での新田勢の反乱がある。学習する歴史では簡単に南朝から北朝にということであるが、実際は複雑であることが理解される。
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