![マイケル・K 岩波文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001733/0017332933LL.jpg)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2015/04/18 |
JAN | 9784003280317 |
- 書籍
- 文庫
マイケル・K
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マイケル・K
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商品レビュー
4.4
10件のお客様レビュー
学生の時に購入して最初の方だけ読んで放置していました。大人になってから久しぶりに開いたところ、一気に読んでしまいました。難しいところもありましたが、引き込まれる本です。当時の南アについてきちんと調べた上で、もう一度読みたいです。
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救いの手を拒み性を拒み土に生きる一人の男。読了後はただひたすらに悲しくて苦しくて、でも出会えて良かった読み切って良かったと心から思える小説の一つ。 舞台は人種差別時代の南アフリカ。暴力、戦争、貧困、略奪等あらゆる悲劇が当然として存在する環境で、道中母を亡くしてから、饑餓状態に陥...
救いの手を拒み性を拒み土に生きる一人の男。読了後はただひたすらに悲しくて苦しくて、でも出会えて良かった読み切って良かったと心から思える小説の一つ。 舞台は人種差別時代の南アフリカ。暴力、戦争、貧困、略奪等あらゆる悲劇が当然として存在する環境で、道中母を亡くしてから、饑餓状態に陥るまで大地に縋る男・K の生き様が描かれている。救いようのない話運びは勿論、心象描写を極端に削ぎ落とした特徴的な三人称独白体が作品全体に凄味を与えている。 正直とんでもなく読み難いしなかなか先へ進めない。が、終始一貫して周囲の人間の援助を沈黙で拒み続け、大地に頑なにしがみつく彼の姿は、暴力が大部分を占める絶望的な社会情勢からの一種の「解放」のようにさえ見えてくる。言わばあらゆる不条理を超越する自由のようなものを与えてくれる。
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道に 迷ったり 雑念で 自分を見失いそうになったとき きっと 自分を洗い出してくれる 一冊 極限ハングリーに自由に生きてみること 農場での溢れるような行動力 よわっちい現代人の私は見習う点 多々でした
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