商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2015/04/01 |
JAN | 9784041031926 |
- 書籍
- 文庫
麺と日本人
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麺と日本人
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商品レビュー
3.2
5件のお客様レビュー
麺について、というよりは、何かしら体験のどこかに麺絡みのことが入っているエピソードの短編エッセイ集。だから読んでいてへー、と驚けるものもあればこの話麺あんまり関係ないよな、なものもある。超・短時間の隙間読書用。
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2018年、30冊目は、隙間読書用にしていたモノ。 「本当に、皆、長しゃり好きだよなぁ」 コレがラーメン屋の行列に並びながら、読了した自分の最初の感想。 蕎麦、うどん、ラーメン、スパゲティ(あえてパスタとは言わない)、焼そば、ホー、お切り込み(我が地元のモノ)、チャンポン……...
2018年、30冊目は、隙間読書用にしていたモノ。 「本当に、皆、長しゃり好きだよなぁ」 コレがラーメン屋の行列に並びながら、読了した自分の最初の感想。 蕎麦、うどん、ラーメン、スパゲティ(あえてパスタとは言わない)、焼そば、ホー、お切り込み(我が地元のモノ)、チャンポン……etc。様々な麺を取り上げた、エッセイや落語、短編小説等が、36人、37編、集められている。選者は、自らも麺のコラムを記した椎名誠。 個人的なお気に入りは、青春短編のような、角田光代『どんとこいうどん』。予想外の、なかなかエロチックな展開みせた、武田泰淳『父母のたべもの』。中年男、父を甘酸っぱく(だってヨーグルトだもの)描いた江國香織『コスモスの咲く道』辺り。 「ススる」が食文化の一つにある日本人。もちろん、自分も無類の麺好きである。だって、先述のように、ラーメン屋の行列待ちを中心に、コレを読んでいたのだから……。
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椎名誠選、日本ペンクラブ編「麺と日本人」読了。椎名誠さんの「うどんのお詫び」に始まって、春風亭柳橋「支那そば」、更には、高橋治、島崎藤村、渡辺淳一などの名だたる作家が執筆された、麺に纏わる珠玉の短編37作を収めた究極の麺本といってもよいでありましょうか。 古くは昭和20年代から...
椎名誠選、日本ペンクラブ編「麺と日本人」読了。椎名誠さんの「うどんのお詫び」に始まって、春風亭柳橋「支那そば」、更には、高橋治、島崎藤村、渡辺淳一などの名だたる作家が執筆された、麺に纏わる珠玉の短編37作を収めた究極の麺本といってもよいでありましょうか。 古くは昭和20年代から黄金の昭和の時代、そして平成と時代背景も様々な麺に纏わるエッセイに知らず知らずの内にグングン惹きこまれていく。そして、日本人にとって麺というのは大切な文化なんだ、ということを改めて確認できた一冊だったと思うのであります。 「日本人は、一生のあいだに果たして何杯ぐらいのラーメンを食べるのだろうか。こんな、つまらないことを、つい真剣に考えてしまうくらい、世間にはラーメン好きが多いし、街にはラーメン屋が氾濫している。そして、ラーメン好きと称するみんながみんな、それぞれのラーメンに対する思いをいだいているのだ。こんな食べものって、ちょっとほかには見当たらない。」(本著より抜粋) さて!本著の読後の余韻に浸りながら、究極のラーメンを求めて、街に繰り出すとしますか!!! 【Dance1988の日記】 http://d.hatena.ne.jp/Dance1988/20160125
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