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人間の愚かさについて 新潮新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2015/04/01 |
| JAN | 9784106106149 |
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人間の愚かさについて
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人間の愚かさについて
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商品レビュー
2.8
5件のお客様レビュー
新潮45に連載されていた、人間関係愚痴話を本にまとめたもの 人にも、自分にも決して期待しない醒めた想いが本書を貫いています。 ・事故で犠牲になった人たちの遺体捜索のために、膨大な人手とお金をかけることに、私は反対だ。お金と人手は、生者のために使うべきであって、事故後に、行方不明...
新潮45に連載されていた、人間関係愚痴話を本にまとめたもの 人にも、自分にも決して期待しない醒めた想いが本書を貫いています。 ・事故で犠牲になった人たちの遺体捜索のために、膨大な人手とお金をかけることに、私は反対だ。お金と人手は、生者のために使うべきであって、事故後に、行方不明者の生存がもうどうあっても不可能と信じられる日時後は、打ち切っていいと思う。 ・金は集める以上、それがどこにどのように使われたか、子細に流れを追求して報告する義務がある。はっきり言うと、お金は集めるのは簡単だが、使われ方を明瞭にすることの方がはるかに大変なのだ。 ・実はほんとうに情け深い人、日本人よりも捨て身の人情を持っている人もまた、世界中のどこにでもいるという偉大な現実である。 ・聖書の「マタイによる福音書」の中の、「あなたがたのうちだれが、思い悩んだからといって、寿命をわずかでも延ばすことができようか」(6・27)という部分は、なかなか深い意味をもっている。 ・今月は誰が認知症の兆候を見せるかと思うほどのすさまじさで、変化を見せている。まるでヨーロッパでペストが流行したときみたいな激しさで、私は、いつ自分がそうなるかと、暗澹とした想いになる。 ・(スポーツ選手にけがや早死にが多いことを取り上げて)もし、私が選手の母親なら、息子か娘が途中で挫折して選手生活を止めてくれた時に、初めて安心するのではないだろうかとさえ思う。 ・総理や大使経験者に対しては、、公的な場合には元の称号で呼ぶべきなのだそうで、そういうことは、国際社会に出ていく人は、最低限しらねばならない常識だ。 ・人間は誰しも、自分の苦痛が一番辛く、自分の哀しみが何より深いと感じる。しかし、大人なら、決して自分の苦悩や悲しみを、他人も同じ程度に共有してくれるとは思わない。それが成熟した大人というものだ。 ・オリンピックでも、泣く男たちの姿は私は嫌いだった。人前で泣くような男をオリンピックなどに出すなと、私の内心は、呟いている。 ・(近未来に超高齢社会がやってくることに対して)「野垂れ死にすればいいんじゃないの?」 ・私はベルリンの壁に行き、まぎれもない崩された壁の小破片を4,5個大切に持ち帰った。私はそのうちの1個を仕事場の小さな祭壇の前に置いた。人間の愚かさと弱さは無限で、私自身も完全にその中に組み込まれていることを、片時も忘れないためである ・ベルリンに入ってきたソ連兵にとって、、ドイツの女性たちは、恰好な性の標的であった。「慰安婦」どころの問題ではない。このようなことは、占領後の日本にはなかった現象である。私たちは改めてアメリカ人の占領政策を評価すべきだろう。 ・他人の運命を担う者は、道徳的・政治的全責任を一手に引き受けなければならない。 ・人のために敢然と殺される決意ができているかどうか、答えを出せる人は少ないだろう。 ・靖国神社のことを、「戦争神社」にあたる「ウオー・シュライン」と訳していることに、長い間気がつかなかった ・「シャローム」というのは、普通平和と訳していますが、ほんとうは欠けたることのない状態、ということなんです。そこからさらに、無事、平安、健康、繁栄、安心、和解などという望ましい意味が出てくるんです。 ・預言者イザヤは不朽の言葉を述べた。「すべてわれわれの正義は汚れた下着にほかならない。」、ヤハウェの徒は理想と適用とのあいだに人の罪ふかき性質が深いみぞを作っていることを十分に知っていた。 ・総じて正義を訴える人を、私はずっと以前から生理的に避ける姿勢があったのはほんとうである。正義は、唱えるものではなく、無言で行うものだから、親友にも知らせなくていいのである。 ・日本人は平和を唱えるが、自分の食べるはずのパンの半分を、惜しくても与えるという慈悲心はなくて、貧困の救済は、行政(という名の他人)に任せればいいじゃないというのである。 ・人間が大成するには日陰の部分も要る。失意の時期の必要だ。運命にも冬と夏が要るのである。 目次は、次の通りです 第1話 できるだけ穏やかにこの世から退去する 第2話 金を出せば助けたと思うのは甘い 第3話 元気は仕方なく自分でかき立てるもの 第4話 安心して暮らせる老人などいなくなる 第5話 メディアの美談の類には用心する 第6話 野垂れ死にの最期は敗北を意味しない 第7話 人間の愚かさと弱さは無限である 第8話 人も家も軽やかに消えるのが願わしい 第9話 願わしくないことから何かを発見する 第10話 「安心して暮らせる」という戯言 第11話 人間が大成するには日陰の部分が要る 第12話 律儀な働き者で、筋金入りの怠け者 第13話 人を出し抜いてまで長く生きたくはない 「たかが」の精神 あとがきに代えてたに
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曽野綾子さんの本は初めて読みましたが、自分自身の生き方について考えさせられました。 特に海外での生活を経て得た経験が曽野さんの人格を形成しているように感じました。
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金を出せば助けられたと思うのは甘い。野垂れ死にの最期は敗北を意味しない。人間が大成するには日陰の部分が要る。事故で犠牲になった人たちの遺体操作で莫大な人出とお金をかけることは反対。オリンピックでなく男達の姿が嫌い。人前で泣くような男をオリンピックに出すな。避難民には弁当屋の配達を...
金を出せば助けられたと思うのは甘い。野垂れ死にの最期は敗北を意味しない。人間が大成するには日陰の部分が要る。事故で犠牲になった人たちの遺体操作で莫大な人出とお金をかけることは反対。オリンピックでなく男達の姿が嫌い。人前で泣くような男をオリンピックに出すな。避難民には弁当屋の配達を待たずに自炊させれば良い。普通に動ける人まで弁当が配られるのを待つ醜態な光景を許すべきではない。人が列を作るような店のものを自分も並んで食べる姿勢に決してなるな。それは人と安易な同調、人と同じにならなければ不安になるひ弱な精神の表れとして忌避すべき。など過激な思想哲学もあるが世界を巡り豊富な経験が裏付け。 自身うなづけたのが、最近の人はよく「元気をもらった」などと言うが、こんな奇妙な日本語の表現はない。元気はもらうものではなく、自分でかきたてるもの。災害と違い登山者に遭難はしなければ遭難しないのにそんなところに行くから、他人にも社会にも迷惑をかける。
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