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幸せの日本論 日本人という謎を解く 角川新書
924円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2015/04/01 |
JAN | 9784040820231 |
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幸せの日本論
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幸せの日本論
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商品レビュー
2.8
5件のお客様レビュー
いわゆる逆ギレ「日本ええじゃないか論」。それはそれで良い。しかし、「世界連邦運動の思想が日本国憲法第9条に書かれている」、それを「奇跡」という時、著者はやはり遊んでいる、いうことになる。思想や歴史に対して真剣ではない。やはり昨今大流行りの調子のいい「デスマス」新書。
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日本人を始めとする東洋の特性を、全体の調和を考える、メタ志向、システム志向とし、西洋の勝ち残る個を優先する行動や考え方と対比させながら、肯定的に日本を捉える論を展開している。 後半は、理想論の展開が自分の理解の先に行きすぎ、置いてけぼりになったが、前半だけでも興味深い書。
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日本人は、中心に『無』がある文化を持っていて、どんな新しいことも矛盾なく受け入れ、やがて日本化する」 自由意思は幻想です。 人々は自分の意識の上に自由意思が生き生きと湧き上がるように感じますが、これは幻想に過ぎない。 諸法無我の「無我」とは「欲を捨てろ」だと解釈されることが...
日本人は、中心に『無』がある文化を持っていて、どんな新しいことも矛盾なく受け入れ、やがて日本化する」 自由意思は幻想です。 人々は自分の意識の上に自由意思が生き生きと湧き上がるように感じますが、これは幻想に過ぎない。 諸法無我の「無我」とは「欲を捨てろ」だと解釈されることがありますが、これは間違いです。「欲があるように感じるかもしれないが、それの源は、我ならざるものである」 日本の中心には、何もない。言い換えれば、無常、無我、無私がある。これが、中心に自由と愛を持つアメリカとは対照的である。そして、中心に、無常、無我、無私があるからこそ、どんな新しいものも受け入れ、そして自分化していくことができる。無限抱擁です。理論武装せず、無邪気かつ素朴に受け入れ、あるときは勘違いし、あるときは曲解して、自分のものにしてきました。 「最初のアメリカ人(ネイティブアメリカン)は、謙虚な自尊心を持っていた。その性格にも教えにも霊的にも、傲慢さは見られなかった。言葉をみごとにあやつるものは、語らぬ被造物より優れている、などと考えたりはしなかった。それどころか、それは災いをもたらす才能と思われていた。最初のアメリカ人は、沈黙を深く信じていた。沈黙は、完全な平衡のあかしであるから」 彼らの言葉では、「私の」と「あなたの」が同じ「ラウ」という言葉で表されるのに対し、ヨーロッパ人は「私の」と「あなたの」を区別する、と驚いて述べます。
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