商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 人文書院 |
| 発売年月日 | 2015/04/01 |
| JAN | 9784409410813 |
- 書籍
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東京ブギウギと鈴木大拙
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東京ブギウギと鈴木大拙
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
親子のすれ違いや文化的背景をテーマにしたこの作品は、鈴木アラン勝の波瀾に満ちた人生を通じて、父・鈴木大拙との関係を深く掘り下げています。著者は、アランが「東京ブギウギ」の作詞者であることや、彼の多文化的なアイデンティティに焦点を当て、父の影響を受けながらも独自の道を歩んだ様子を描写しています。特に、アランの生涯とその選択は、現代社会においても考えさせられる要素が多く、作品全体に深い余韻を残します。また、著者はこの題材が学界であまり注目されていないことを指摘しつつ、アランの人生を丹念に掘り起こすことで、読者に新たな視点を提供しています。作品を通じて、親子の関係や文化の交差点に思いを馳せることができる、興味深い一冊です。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いやー,こんな面白い本は久しぶりに読んだ。 あの堅物の哲学者・鈴木大拙に養子縁組した息子がいたこと,その息子がとんでもなく酒好き・女好きで,最後の最後まで父親の大拙を困らせたこと。が,その一方で,あの「東京ブギウギ」の作詞者でもあることなど,まったく知らない事実が次々と出てきて,一気に読んでしまった。 鈴木大拙は,石川県金沢市出身なので,自分としても気になる哲学者である。彼は,少しの間だが,珠洲市の飯田小学校で教員もしていた。 禅の研究者・啓蒙者として有名だが,わたしは禅というものについてはまったく分かっていない。分かろうともしていない。わたしとは住む世界が違うと思っていた。 それなのに,本書を読むと,子育てで悩む父親としての大拙の姿が出てきて,とても親近感がわいた。なんだ,ただの道楽息子を心配する父ちゃんじゃないか。まあ,そこは世界的な哲学者なので,悩み方はそこらのおっさんとは違って,冷静な態度を取っているようにも見える。 大拙がなぜ,ハーフの子どもを自分の子どもとした――なんと戸籍上では実の子として登録されているらしい――のかは,本書では明らかにされていない。もしかしたら,まだ公開されていない部分の「大拙日記」に書かれているのかもしれないが,本書を読む限りは,この「大拙日記」の公開はまだまだ限定的なようだ。 あ,大拙の妻はビアトリス(1878-1939)。
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結論として、たいへん興味深く、考えさせられる一冊でした。 2015年に出版されて間もなく買い求めたのですが、長く積読になっていましたが、読み通すことにして良かったです。 不勉強で、鈴木大拙の息子さんが、東京ブギウギの作詞家だったというのも、また、スウィングの女王の池真理子さんの元...
結論として、たいへん興味深く、考えさせられる一冊でした。 2015年に出版されて間もなく買い求めたのですが、長く積読になっていましたが、読み通すことにして良かったです。 不勉強で、鈴木大拙の息子さんが、東京ブギウギの作詞家だったというのも、また、スウィングの女王の池真理子さんの元夫だということも、全く知らなかったのですが、この本は公表情報の丹念な読み解きと関係者へのインタビューを通じて、鈴木アラン勝の実像(生涯)と父・大拙との関係を描き出し、その中でアラン、そして大拙の多文化との関わり、置かれた境遇に翻弄されながら選び取った生き方が活写されています。 最終章「不肖の息子」の深みと余韻がなんとも言えず。 こうした書物が生み出され、そして、出版されて手に取ることができるのは幸せなことです。
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購入したまま未読だったので、お正月の旅のお供に。 購入した時は、題名が「東京ブギウギ」とあり、鈴木大拙とどのような関係があるのかと思った気がする。 鈴木勝こと鈴木大拙の息子であり、「東京ブギウギ」の歌詞を書いたアランの人生を紐解いた本。 著者があとがきで、言うように「書店のどの...
購入したまま未読だったので、お正月の旅のお供に。 購入した時は、題名が「東京ブギウギ」とあり、鈴木大拙とどのような関係があるのかと思った気がする。 鈴木勝こと鈴木大拙の息子であり、「東京ブギウギ」の歌詞を書いたアランの人生を紐解いた本。 著者があとがきで、言うように「書店のどの棚にも収まりの悪い本」「学界で活躍するまっとうな研究者が顧みない題材を、ささやかに掘り起こしてきた結果」であるが、題名とのギャップが大きい。 アランは、英国人と日本人のハーフとして生まれ、著名な禅の学者の実子として育てられた私生児だった。 しかし、父である鈴木大拙が95まで生きたのに対し、54歳で亡くなった。 今だと、ADHDと診断され、周りにその行動を理解され、才能を発揮させていたのかもしれない。
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