商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 笠間書院 |
発売年月日 | 1973/06/30 |
JAN | 9784305000170 |
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国語学要論
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国語学要論
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2016年度昼間「国語学概論」前期後期。国文学科の科目。 一年かけてこの緑の教科書を通読した。毎回、先生の時事ネタや先生が感じられたことなどの新鮮なお話があり、昭和48年に初版と古い教科書であったけれども、その時代のズレとでもいうべきものが国語学への興味関心を奇妙なほどにかき...
2016年度昼間「国語学概論」前期後期。国文学科の科目。 一年かけてこの緑の教科書を通読した。毎回、先生の時事ネタや先生が感じられたことなどの新鮮なお話があり、昭和48年に初版と古い教科書であったけれども、その時代のズレとでもいうべきものが国語学への興味関心を奇妙なほどにかき立ててくれた。 じっさい記述じたいは古いが、先生によると決定的な読み替えが必要なのはコンピューターの発展具合程度らしいし、フォントがいかにも昭和時代の学術書なので敬遠されてしまうかもしれないが、読んでみればわかる通りかなり良質な国語学(日本語学)の入門書であると思われる。日本人だから日本語のことを知りたい、という欲求にも、そこからさらに専門的に研究していきたい、という欲求にも、充分応えうると思われる。脚注には解説も、そして学問にとってとてもだいじである第一次文献の案内も豊富なので。 私は時枝文法にものすごく興味をもってすっごくそそられているので、これもまた脚注で教わった時枝誠記の『国語学原論』をぜひとも原著で読んでみたいと思った。 なお余談であるが、この表紙のまっ緑さは、ほかの授業の先生に「緑を白い背景からぱっと離すと赤が見えるよー!」ってな具合の実験に用いられてしまったほどである。私はそのとき見えたよ赤色。
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国語学の基礎的内容が網羅されている。 上段に本文下段に注釈の二段組で、注釈が充実しているのが嬉しい。 初版昭和48年、所有のものは平成16年38版。
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