商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ダイヤモンド社 |
発売年月日 | 2015/03/01 |
JAN | 9784478029305 |
- 書籍
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「衝動」に支配される世界
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「衝動」に支配される世界
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商品レビュー
3.2
7件のお客様レビュー
ポールロバーツ氏 3冊目。 刺激的なタイトルと巻頭のネット中毒者の話に惹かれて読んでみたが、思っていた内容とはかなり違っていた。解説にもあったが、ネット中毒者の話は一種の例で、本書はかなりグローバルな話だった。 生活の発展のために効率化され、その通り生活が格段に良くなった。しかし...
ポールロバーツ氏 3冊目。 刺激的なタイトルと巻頭のネット中毒者の話に惹かれて読んでみたが、思っていた内容とはかなり違っていた。解説にもあったが、ネット中毒者の話は一種の例で、本書はかなりグローバルな話だった。 生活の発展のために効率化され、その通り生活が格段に良くなった。しかしモノが飽和し、経済が回るためには不必要なものでも回さなくてはならない。世の中はそう言った不必要なモノやコトで溢れている。と言う話なのかな。 確かに今の世界はモノが溢れている。一つひとつに向き合う時間を作る事も重要なのではないか。
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もう20年近く前にアメリカを鉄道、バスで横断した。行く前は、不安と緊張で一杯だったが、映画で見た世界を期待しつつ、胸の高鳴りが止まらなかった。 そして、横断した後、自分は、この国で生活は、 出来ないなと思った。各都市を回ってみて、現地の人と関わるうちに、何か異様な違和感みたいな...
もう20年近く前にアメリカを鉄道、バスで横断した。行く前は、不安と緊張で一杯だったが、映画で見た世界を期待しつつ、胸の高鳴りが止まらなかった。 そして、横断した後、自分は、この国で生活は、 出来ないなと思った。各都市を回ってみて、現地の人と関わるうちに、何か異様な違和感みたいなものを強烈に感じたからだ。 なんで、ドラッグストアに大量の睡眠薬が置いてあるんだろから、朝5時に起きブラブラ歩いていると、24時間営業のスポーツジムで当たり前のように運動している人がいた。自分にとっては、異様な光景だった。あまりに社会が合理化し過ぎといった印象を持ったり、人に余裕がないなと思った。特にダウンタウン地域に行った時は、アメリカの抱える現実を見た気がした。 衝動的に何かをしてしまう。 まるで、条件反射のように。 いきなりアマゾンで何か買いたくなり、 ワンクリックで買う、何か達成感がある。 衝動的に何か見たくなり、ネットフリックスの無料一ヶ月キャンペーンに申し訳み、気になったドラマを一気に見る。 ネットニュースで見た記事に、無性に腹が立ち、 対象となる人物の罵詈雑言を書きまくる。 こういった衝動的な行為は、以前は、 あまりなかった。 しかし、今、自分達は変わってしまった。 20年近く前に見たアメリカの光景が、 日本では当たり前になってしまった。 実は、中国や韓国でもそうなっている。 情報革命は、自分達に計り知れない恩恵さ、 特に買う、見る、話すの分野に関して、 多大なる利便性をもたらしてくれた。 しかし、この革命で犠牲になったものも、 沢山ある。それを非常に論理的にこの本では 考察されている。
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「石油の終焉」「食の終焉」に続く第3弾。解説氏は「資本主義の終焉」だなんて言ってますが。何でも自分に寄せる「自分化」の行き着くところはコレか。一見、多様性が許容されているように見えて、実はスルー、お互いに関わっていないだけの社会。「顧客」から「消費者」に格下げされた時点がターニングポイントだったのかな。ただ後半の「インパルス・ポリティクス」の部分は米国の二大政党制に基づく話なので斜め読み。 しかし、ウォルター・ミシェルの「マッシュルーム研究」には吹いた。報酬がマッシュルームだったら、子どもでも待てるのでは?(笑)
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