商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | NHK出版 |
発売年月日 | 2015/03/01 |
JAN | 9784140056578 |
- 書籍
- 書籍
花燃ゆ(二)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
花燃ゆ(二)
¥1,540
在庫なし
商品レビュー
4
1件のお客様レビュー
(2015.04.13読了)(2015.03.28購入) 【杉文とその周辺】 3月末から6月半ばまでの放映予定分のノベライズ版です。既に3回分放映済みです。 杉文と久坂玄瑞が祝言をあげた後、1858年2月、久坂玄瑞は、医学修業のため江戸へたった。その頃、井伊直弼が大老に就任する。...
(2015.04.13読了)(2015.03.28購入) 【杉文とその周辺】 3月末から6月半ばまでの放映予定分のノベライズ版です。既に3回分放映済みです。 杉文と久坂玄瑞が祝言をあげた後、1858年2月、久坂玄瑞は、医学修業のため江戸へたった。その頃、井伊直弼が大老に就任する。 幕府は、天皇の許可を得ないまま日米通商条約を締結した。 井伊大老は、幕府に異を唱える人たちを弾圧するために梅田雲浜らを捉えた。 梅田雲浜が萩に幽閉中の松陰を訪ねたことがあったために、松陰にも江戸への出頭命令が届いた。松陰は江戸へゆく前に、絵のうまい亀太郎にたのんで肖像画を描いてもらった。 松陰は、江戸での詮議の際、自ら老中・間部様を待ち伏せして諌めようとしたことを話したがために、処刑されてしまった。(このドラマでは、暗殺を企てたとはしていない) 松陰が処刑されたのは、1859年10月27日。 安政七(1860)年三月三日、「桜田門外の変」で井伊大老が暗殺された。 高杉晋作は、雅と結婚した。長州藩で建造した洋式帆船にのって訓練したり、江戸まで実習航海したり。幕府の通商条約実施のための海外視察に同行して、上海へいったり。 伊藤利助、井上聞多、山尾庸三、遠藤謹助、井上勝はイギリスへ留学することになった。 長州藩は、将軍を上洛させ、攘夷の実行を確約させることに成功し、長州藩みずからも攘夷を決行した。文久三(1863)年5月10日。 長州藩は、京都から追い出されてしまい、情勢が不利になってきた。(「八月十八日の政変」) 【目次】 第十三章 コレラと爆弾(3月29日) 第十四章 さらば青春(4月5日) 第十五章 塾をまもれ!(4月12日) 第十六章 家族の肖像(4月19日) 第十七章 最後の伝言(4月26日) 第十八章 龍馬! 登場 第十九章 女たち、手を組む 第二十章 松下村塾、復活 第二十一章 決行の日 第二十二章 奇兵隊と女台場 第二十三章 告白 第二十四章 初めての夢 ●死とは(115頁) 「死とは好むものではありませんが、憎むべきでもない。力を尽くしたのち、たどりつく心安んじる場所、それだけのことです。―まことに恐れるべきは死ではない、何事もなさずに果てることじゃ」 ●子ども(204頁) 「退屈せんものを見つけたんです。子どもです」 「わがままで自分勝手で天邪鬼で、何ひとつこちらの思うようにならない。おもしろうございます。私、晋様の子どもを産んで、育てて、そして萩で暮らします。」(雅) ●士気を高める(224頁) 「国を守るために、まず異人を倒す。それによって、戦う覚悟を日本人の心に刻み込み、士気を高めるんじゃ」 ●報復攻撃(233頁) 文久三(1863)年六月。米・仏艦隊の報復攻撃により、長州藩は壊滅的な打撃を受けた。人々は、異国の武力のすさまじさを初めて現実に見せつけられたのである。 ●不朽の見込み(253頁) 「死して不朽の見込みあらばいつでも死ぬべし! 生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし! 松陰先生はそう言われた。」 ●無鉄砲(293頁) 「寅次郎の無鉄砲は、あの正義は、あの狂気は、守もんがないもんの強さじゃ。」 ☆関連図書(既読) 「花燃ゆ(一)」大島里美・宮村優子作・五十嵐佳子著、NHK出版、2014.11.25 「久坂玄瑞の妻」田郷虎雄著、河出文庫、2014.11.20 「世に棲む日日(1)」司馬遼太郎著、文春文庫、2003.03.10 「世に棲む日日(2)」司馬遼太郎著、文春文庫、2003.03.10 「世に棲む日日(3)」司馬遼太郎著、文春文庫、2003.04.10 (2015年4月28日・記) (「BOOK」データベースより)amazon 文の兄・吉田寅次郎(松陰)は幕府批判を繰り返し、「安政の大獄」で処刑される。松下村塾の塾生で文の夫・久坂玄瑞は寅次郎の遺志を受け継ぎ、攘夷実行を目指して長州藩や朝廷を動かそうと奔走する。ともに過ごした仲間が次々と争いに巻き込まれるなか、文は家族と松下村塾を守るため、女としての戦いを生き抜いていくのだった。
Posted by