- 新品
- 書籍
- 新書
なぜ中国は覇権の妄想をやめられないのか 中華秩序の本質を知れば「歴史の法則」がわかる PHP新書979
858円
獲得ポイント7P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | PHP研究所 |
発売年月日 | 2015/03/16 |
JAN | 9784569824857 |
- 書籍
- 新書
なぜ中国は覇権の妄想をやめられないのか
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
なぜ中国は覇権の妄想をやめられないのか
¥858
在庫なし
商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
中国における自国中心の考え方の根底にある概念をしっかり掴めました。と同時に、中国で有名な孔子、儒教などへの見方を少し変わりました。
Posted by
中華思想とは何か、それがどんな風に今の中国の動きに影響しているかってのを、論じている。 判りやすいな。勿論それだけではないのだろうけど、力がない間は徳を持って周辺を従わせ、力を持った途端に平気で蹂躙するという歴史は、考えさせられる。 実際のところ、納得しやすい。 だが、筆者の論で...
中華思想とは何か、それがどんな風に今の中国の動きに影響しているかってのを、論じている。 判りやすいな。勿論それだけではないのだろうけど、力がない間は徳を持って周辺を従わせ、力を持った途端に平気で蹂躙するという歴史は、考えさせられる。 実際のところ、納得しやすい。 だが、筆者の論で、アメリカが正義という理念で動いているという貴重は痛いなあ。 確かに単純でおバカだとは思うし、それもあるんだと思うけど、利を俎上に乗せな蹴れば変な議論になると思う。
Posted by
冊封体制が証明するような宗主国と周辺属国という構図を中華秩序という言葉で説明し、その大きな流れに加え、近現代では、鄧小平政権時からの軍国化路線、海洋制覇戦略を踏襲した動きが、中国現政権の行動原理だという。ある種のイデオロギーの整理、今の中国人のメディアを含めた空気を表すに、非常に...
冊封体制が証明するような宗主国と周辺属国という構図を中華秩序という言葉で説明し、その大きな流れに加え、近現代では、鄧小平政権時からの軍国化路線、海洋制覇戦略を踏襲した動きが、中国現政権の行動原理だという。ある種のイデオロギーの整理、今の中国人のメディアを含めた空気を表すに、非常に簡潔な切り口だろう。 何故、各国が戦争に及ぶかという点において、国益以外に上記のようなイデオロギーが判断基準となる事もあり得るだろう。しかし、今の領土問題においては、その意地の部分と、内政的な事情や資源獲得、シーレーン確保等、複合的な要因にあり、それぞれの戦略上の優先度をどう考えているかを見抜く事が重要である。民族の偉大なる復興の謳い文句は、別にストレートにイデオロギーの目的を示したわけではなく、ある目的のための煽動の一部と捉える事もできよう。中国の欲望は、今、一番何を欲しているのか。 この辺の考察が甘く、然るにアメリカが日本との戦争に及んだ理由についても、アメリカ側の秩序によるもの、自らの利害得失とは無関係な神のもとでは、みな平等という正義感からという、奇妙な言論になってはいないか。 これら論説が聞きにくいという点を考慮しても、星三つ程度だろうか。
Posted by