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王「江夏とは12年間闘ったけれど、確かデッドボールはひとつもなかったと思いますよ」。2011.3.11、河北新報のいちばん長い日。かつて、中国新聞が原爆を、沖縄タイムスが沖縄を、熊本日日新聞が水俣を、神戸新聞が阪神・淡路大震災を。梅棹忠夫「知的生産の技術」、初版は1969年、136万部。後藤正治「言葉を旅する」、2015.3発行。「言葉と本」にかかわるエッセイをまとめたもの。5部構成:ひと言の余韻、書の解題、読書日記、書を評す、散歩道。一息に読了しました。
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昨今、読書というと、第一に、ビジネス書やノウハウものなど、所謂ハウツー的な書物がもてはやされているようにも感じています。 次に、著名な作家や受賞作家のフィクションでしょうか。 どちらも良いものであるのだと思いますが、個人的には「読書」とする対象としてはとても違和感があり、その違...
昨今、読書というと、第一に、ビジネス書やノウハウものなど、所謂ハウツー的な書物がもてはやされているようにも感じています。 次に、著名な作家や受賞作家のフィクションでしょうか。 どちらも良いものであるのだと思いますが、個人的には「読書」とする対象としてはとても違和感があり、その違和感がなんなのかを、分からずにいました。 本書は、私が感じていた違和感を理解するきっかけを、与えてくれました。 ハウツーや合理的なだけのものに強い興味を持てない、それにも関わらずノンフェクションを愛する私が認識する「読書」とは、言葉を旅することと同義なのかも知れません。 【本書抜粋 著者】 翻ってみれば、我々の世代も、別段、本を読む層はそんなに厚くはなかった。このことは、かってそうであり、いまそうであり、これからもそうなのだろうと思う。 読書を取り巻く環境は移り変わっていくが、人が<言葉>を不要とすることはありえない。人生のなかでだれでも、切実に<言葉>を求める時がある。 (中略)読み手の内的な求めがあって書物はある。普遍的な名著というものはなく、その人の、その時々における名著なのだと思う。
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出会い頭の本、酒が進む本、人生最後の読書、著名人のひと言の余韻。人生のなかでだれも、切実に「言葉」を求める時がある…。ノンフィクション界の泰斗が、“人と本”への愛を綴った自選エッセイ全86本を収録する。 次の本へ繋がる本でした。
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