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クリミア戦争(上)
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クリミア戦争(上)

オーランドー・ファイジズ(著者), 染谷徹(訳者)

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クリミア戦争(上)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2015/03/01
JAN 9784560084205

クリミア戦争(上)

¥4,180

商品レビュー

4

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2022/01/31

宗教国家ロシアの警戒から旧敵であった英仏は歩調を合わせる。しかし仏軍は革命を経て国民皆兵を採用していたが、英軍は歩兵は下層階級で指揮官は貴族と封建制度が残っているなど両者には隔たりがあった。

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2018/11/04

・ロシア帝国の歴史は、基本的にユーラシアの大草原の支配権をめぐるキリスト教徒農民とタタール人遊牧民の争いだったが、その際、ロシア民族の意識のなかで常に重要だったのは、民族や人種による国境よりも宗教的な境界だった。ロシア人とはすなわちロシア正教の信者であり、外国人とは異教徒を意味し...

・ロシア帝国の歴史は、基本的にユーラシアの大草原の支配権をめぐるキリスト教徒農民とタタール人遊牧民の争いだったが、その際、ロシア民族の意識のなかで常に重要だったのは、民族や人種による国境よりも宗教的な境界だった。ロシア人とはすなわちロシア正教の信者であり、外国人とは異教徒を意味していたのである ・兵士を命令に服従させ、次に取るべき行動の内容を理解する能力を得させるためには、規律感覚を植えつけなければならない。すなわち、上官を尊敬し、信用すること、戦友を信頼すること、戦友を見捨てた場合の譴責と報復を恐れること、戦友に伍して行動する勇気を持つこと、要するに、連帯意識を持たせなければならない ・兵士たちは知っていた誰かが失策を犯したことを。しかし、口答えは兵士たちの仕事ではない。理由をきくことも兵士の仕事ではない。彼らの仕事は義務を果たして死ぬことだ ・英国軍がスルタンによって招かれた客人であり、オスマン帝国の独立を守るために戦っていることを忘れてはならない

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2016/09/18

19世紀の「世界大戦」の全貌を初めてまとめ上げた戦史。露・英・仏・オスマン帝国各国の地政学と文化から、宗教的な「東方問題」、若きトルストイの陣中日記、新開発の銃と酸鼻を極めた白兵戦まで、肉声を活かして精彩に描く決定版!【口絵・図版・地図多数収録】

Posted by ブクログ