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誰をも少し好きになる日
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2015/02/01 |
JAN | 9784163902159 |
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誰をも少し好きになる日
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商品レビュー
4.3
7件のお客様レビュー
一番印象に残ったのは、たくさん衣装を持ったお姐さんこと「浅草のジェルソミーナ」、そして番外編として再び登場する「一番多く写真を撮らせてもらったひと」のさくらさんだ。 浅草寺の境内にある歌碑の近くに一人佇む年老いた娼婦を、なんと20年以上も同じ構図、同じ場所、同じ光で撮りつづけ、短...
一番印象に残ったのは、たくさん衣装を持ったお姐さんこと「浅草のジェルソミーナ」、そして番外編として再び登場する「一番多く写真を撮らせてもらったひと」のさくらさんだ。 浅草寺の境内にある歌碑の近くに一人佇む年老いた娼婦を、なんと20年以上も同じ構図、同じ場所、同じ光で撮りつづけ、短いセンテンスを繋げて淡々と書かれた文章には、侮蔑やいやらしさや好奇の目線が全く感じられず、むしろやさしさを感じる。 最後に言葉を交わした(熱い缶コーヒーをカイロ代わりに2本差し入れした)冬の寒い日から、路上に誂えた小さな祭壇に手を合わせる数日までの動揺ぶりが、単に被写体としての存在以上の想いが滲み出ていて、鬼海さんが抱き続ける「人間とは何だろう」という問いかけがこちらにも伝わってくる。
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鬼海さんの写真に写っている人たちは、少しもおしゃれじゃない。 見た目にすぐだまされるわたしには不思議でならない。きれいでない人たちが、美化されたり面白がられたりせず、そのままフィルムにおさめられている。
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もらいものだが、「エッセイ+写真かー、あんまり合わないな―、気が向いたら読むか」と思っていたのだがちょっと読み始めると止まらなくなってしまった。 それほど、写真家がついでに文章書いてみた、というレベルではないほどの読み応えがある文章。 写真自体も文章中では「写真なんて誰でも撮れる...
もらいものだが、「エッセイ+写真かー、あんまり合わないな―、気が向いたら読むか」と思っていたのだがちょっと読み始めると止まらなくなってしまった。 それほど、写真家がついでに文章書いてみた、というレベルではないほどの読み応えがある文章。 写真自体も文章中では「写真なんて誰でも撮れる」的なことを書いているのだが、どうやったらこんなん撮れんのというものばかり。モノクロってやっぱり特別な力持ってるなぁ。 この人の他の本や写真集も買ってみたい。
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