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南海蒼空戦記(2) ルソン攻囲戦 C・NOVELS
990円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2015/02/25 |
JAN | 9784125013312 |
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南海蒼空戦記(2)
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
時間制限付きのフィリピン攻防戦(決着編)日本側によるフィリピンへの補給線攻撃。こう言ったのが読みたいよね。 群狼じゃ無かったのね。ああそうかドイツから日本に移ったのは航空関係者限定だったか。そして一度上手くいった手法を単純に繰り返して失敗するのは日本軍らしいよね。とはいえ最後の『拿捕』は珍しい。これで輸送船不足を解消できそうだけど、船員は足りるのかな?とか。次から決戦ステージのマリアナ おまけ:対日戦勃発前に実戦配備された機体に『アヴェンジャー』の命名はどうなのかなあ?とかね。
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本シリーズが航空戦にこだわったものであることがはっきりと分かる内容だった。当然描かれるのは空戦であるし、雲龍型、大鳳型が史実よりも早いタイミングで建造され、さらに空母の数が足りなくなったようで、史実には存在しない三番艦、四番艦を登場させている。加えて、打撃部隊の活躍の様子が全く...
本シリーズが航空戦にこだわったものであることがはっきりと分かる内容だった。当然描かれるのは空戦であるし、雲龍型、大鳳型が史実よりも早いタイミングで建造され、さらに空母の数が足りなくなったようで、史実には存在しない三番艦、四番艦を登場させている。加えて、打撃部隊の活躍の様子が全くといいほど描かれていない。描かれるのは、「フィリピンへの補給を阻止するため戦艦が投入され、米補給船団は壊滅した」というような結果だけである。航空主兵に切り替え、戦艦の建造を取りやめたという同じような設定の『群龍の海』では戦艦同士の戦いが描かれていたことを考えると、本シリーズが航空戦を描くことに徹底していることが分かる。
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