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八百八寺の風鈴屋 メディアワークス文庫
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八百八寺の風鈴屋 メディアワークス文庫

石崎とも(著者)

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八百八寺の風鈴屋 メディアワークス文庫

583

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2015/02/25
JAN 9784048693370

八百八寺の風鈴屋

¥583

商品レビュー

2

5件のお客様レビュー

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2019/11/25

京都の一角にある、兄弟が営む風鈴屋さん。 そこでは、鳴らない風鈴が音を出したとき 悩みを抱えた客がやってくる。 べらべら喋る接客担当の兄と、寡黙な職人の弟、のコンビ。 こんな兄に接客されたら、うるさくてたまらないかと。 しかも自分の好みのものを買わせてくれませんし。 話を読み進...

京都の一角にある、兄弟が営む風鈴屋さん。 そこでは、鳴らない風鈴が音を出したとき 悩みを抱えた客がやってくる。 べらべら喋る接客担当の兄と、寡黙な職人の弟、のコンビ。 こんな兄に接客されたら、うるさくてたまらないかと。 しかも自分の好みのものを買わせてくれませんし。 話を読み進めていけば、何故別の風鈴を勧めてくるのか、は 分かるのですが、客としては納得して買いたい。 と思うと、このセールストークでは無理があるような…? よかれと思って自分の考えを押し付ける兄と いつまでも頼ってくれない事にじれる弟。 静と動というか、ツンデレというか…兄は明るいので それは違う感じもしますが。 読んで、面白かった、とは思いますが、若干ご都合主義で 終わった感もあります。

Posted by ブクログ

2017/01/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

京都の町の風鈴屋、兄弟2人が仲良く商売そっちのけで、人の悩みを聞いている。 京都人らしからぬ早口で、おしゃべりなところは、少し抵抗がありながら読んで行った。 「風の通り路」という店のなまえの由来がいい。 火や水や土が、無くなったらすぐに気付くし、早く元に戻ってほしいと嘆き悲しむけど、もし、風邪が吹かなくなったとして、人は、それにきがつくだろうか? 風はお腹を満たしてくれるわけでもなく、自分たちの生活を支えてくれるわけでもない。 でも、ひとびとの心を満たしてくれている。 風がタンポポの綿毛を飛ばし、風が食卓の香りを運んでくれると。 昔、夫婦って、どちらも、空気のような存在でいてほしいと、聞いたことに重なった思いで、読んだ。 目に見えるわけでもなく、普段の生活にあって当たり前のように存在しているので気付かないだけで、無くなってしまったら、どんなにか苦しむことだろうと。 東北の大震災の時に、一日前、普通の生活が、当たり前だったんのが、天と地をひっくり返したような悲惨ことに夢にも思わなかっただろう。 この本を読んで、少しお調子者の兄第だが、深い絆で、結びついているのが理解できた。 もう少し、内容が充実していたら、もっと素敵な本になることだと思う。

Posted by ブクログ

2016/05/22

読むのが苦痛、とまではいかないし、内容が軽いので読みやすくはあったけど、 いろんな点で説得力がなく、薄っぺらい。 主人公を気持ち悪いとしか思えなかったのも、楽しめなかった原因かも。 こういうキャラクターやご近所さんとのつながりを描きたいのなら、 京都じゃなくて下町とかの方がまだよ...

読むのが苦痛、とまではいかないし、内容が軽いので読みやすくはあったけど、 いろんな点で説得力がなく、薄っぺらい。 主人公を気持ち悪いとしか思えなかったのも、楽しめなかった原因かも。 こういうキャラクターやご近所さんとのつながりを描きたいのなら、 京都じゃなくて下町とかの方がまだよかったんじゃないかな。

Posted by ブクログ

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