子どもたちにしあわせを運ぶチョコレート。

白木朋子(著者)

• 販売会社／発売会社: 合同出版
• 発売年月日: 2015/02/01
• JAN: 9784772611121

商品レビュー

2024/09/15

予想はしてたと言うか知識ではある程度あったけど、スペインの侵略から三角貿易の名残りか。
砂糖、コーヒーとかで当時バチクソ奴隷を使って開拓しまくった地域は今もそう言うのが脈々と受け継がれてるんだな。とうもろこしとかは機械化されたんだろうけど。

消費者の声は大事だろうけど、結局各政府や企業がわざわざ高くする必要も無いって意識のほうが大きいし、またそれによって価格が2倍3倍になったら今度はまた消費者が物価高騰でぴえんとか文句ばかりいうから結局進まないんだろうな。

私はチョコレートというかカカオマスを毎日摂取してるけど、それもフェアトレードとかじゃないんだろうし、探したところ無さそうだったけどもう少し本気になって探してみよう。
コーヒーは選んで買ってはいたけど、最近はまたどうなのかわからないゴールドブレンドのカフェインレスに。これも考えなきゃだな。

本文中にもあったけど、認証取れてるから保証出来てる意味じゃないって現状では、変わらず児童労働させて農家はより高い売値で儲かるだけで何も意味がないから、政府も企業も、認証機関も、消費者も一体となってちゃんと考えてやって行くしか無いよね

2015/11/04

大好きなチョコレートだけれど、その裏でつらい思いをしている人立ちがいるんですね。フェアトレード製品が一般的になることを祈ります。消費者の行動一つで変えられるこの状況を一人でも多くの人が知り、行動にうつしてくれたらと思います。

2015/07/02

ACEのスタッフが書いた本。
カカオ農場で児童労働させられている子供の実話を紹介し、カカオの歴史、カカオからチョコレートになるまでの過程を説明。
そして、児童労働をなくすために行ってきたプロジェクトと結果。
さらにやるべきことが書かれている。

プロジェクトの結果はいいことだけではなく、ちゃんと失敗だったことまで書かれている。