ピアニストはおもしろい

仲道郁代(著者)

• 販売会社／発売会社: 春秋社
• 発売年月日: 2015/01/01
• JAN: 9784393935873

商品レビュー

2022/03/21

モーツァルトの協奏曲のラストはピアノが参加しない、弾き振りして気がつくこと。作曲家が演奏家を兼ねていた時代、体つきは演奏に影響し、作曲にも反映される。

楽器の性能が異なるので記譜の仕方も異なる、古楽器を弾いてわかること。
仲道さんの視点こそ面白い。

＜その他の書籍紹介＞
https://jtaniguchi.com/tag/%e6%9b%b8%e7%b1%8d%e7%b4%b9%e4%bb%8b/

2019/09/09

この人ピアニストなのに文章表現が巧み。サクサク楽しく読ませる。大変な苦労をさらっと書き、可笑しみのある所をしっかり書く。努力と楽天の混在した人。凄い。音楽家である事を楽しんでる。出会えたこの本に感謝。

2015/06/30

リサイタルでサインをもらうために購入。
本職ではないので文章力で読ませるわけではないが、音楽・ピアノへの思いを伝えたいという気持ちがとても感じられ、楽しく読み進めることができた。

ピアノを弾くために彼女が必要と思っていること、作曲家やその国、時代背景まで想像して鍵盤に向かう姿勢に「へ～」って感心させられること多し。

またリサイタルで感じた手の癖についてまでも書いてあり、すごく腑に落ちてすっきりした気分になった。