- 新品
- 書籍
- 児童書
原発事故で、生きものたちに何がおこったか。
1,760円
獲得ポイント16P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩崎書店 |
発売年月日 | 2015/02/01 |
JAN | 9784265830213 |
- 書籍
- 児童書
原発事故で、生きものたちに何がおこったか。
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
原発事故で、生きものたちに何がおこったか。
¥1,760
在庫なし
商品レビュー
3.8
9件のお客様レビュー
人災である福島原発事故。 甚大な被害と影響が出て放射線濃度の高い地域の人は避難した。 でも、他の生き物たちは…? 人間より体の小さな生き物たちが放射線から受ける影響の大きさは計り知れない。すべて死滅したのか? そんな疑問から本著を手に取った。 わかったことは、 ・放射線が直...
人災である福島原発事故。 甚大な被害と影響が出て放射線濃度の高い地域の人は避難した。 でも、他の生き物たちは…? 人間より体の小さな生き物たちが放射線から受ける影響の大きさは計り知れない。すべて死滅したのか? そんな疑問から本著を手に取った。 わかったことは、 ・放射線が直接生き物の個体に与えた影響 ・人がいなくなったことで環境が変わったことによる影響 ・除染により人の手が加えられたことで環境が変わったことによる影響 これら複数の要因が絡まって、土着の生態系が大きく変わってしまったことだった。 生き物の世界はマクロな視点が必要だと痛感した。 被災地にいたチョウチョに放射線が当たってその地域のチョウチョは全滅しました。 ーーそんな単純な話では全然ないのだ。生き物の世界、この世の生態系はもっと複雑だ。 作中に出てきたヤマトシジミの次世代に奇形が現れた話も空恐ろしい。 時間が経って現れてくる被曝の症状は、いつ爆発するかわからない不発弾をずっと抱えているような不気味さだ。 「今はまだわからない」こと、時間が経つことで「だんだんわかってきた」原発事故の生き物たちへの影響。 被災者にだけ意識が向きがちだけど、被災生き物、被災生態系についても注意を向ける必要があると思った。 それはゆくゆくは人間に還ってくることでもあるのだから。
Posted by
全て解明されるまで、観察し続けるための第1報告書。 NHK クローズアップ現代 原発周辺の町 〜あふれる野生動物 避難指示解除で何が〜 https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3975/ をみて欲しい。
Posted by
最近ネット記事で見た福島の原発事故が動物にもたらした影響。福島の沿岸部は今どうなっているのだろうと思っていた矢先に手に取った一冊。奇形のヤマトシジミ、街中を泳ぐ鮭、民家の庭先に我が物顔で暮らすイノブタ、沿道に寄せた除染土を入れた黒い塊。避難区域になり、人が住まなくなった地域の現状...
最近ネット記事で見た福島の原発事故が動物にもたらした影響。福島の沿岸部は今どうなっているのだろうと思っていた矢先に手に取った一冊。奇形のヤマトシジミ、街中を泳ぐ鮭、民家の庭先に我が物顔で暮らすイノブタ、沿道に寄せた除染土を入れた黒い塊。避難区域になり、人が住まなくなった地域の現状を垣間見ることができた。これからまた何年も経つとさらに景色は変わっていくのだろう。同じ東北に住む人間として、しっかり見て考えていかなくては。
Posted by