- 新品
- 書籍
- 書籍
- 1216-02-02
西太后秘録(上) 近代中国の創始者
1,980円
獲得ポイント18P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2015/02/01 |
| JAN | 9784062194020 |
- 書籍
- 書籍
西太后秘録(上)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
西太后秘録(上)
¥1,980
在庫なし
商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
他の方も書かれている通り、大変面白く読み終えることができた。コメントされているほかの方の中には、小説的過ぎて注意が必要とのコメントもあるが、一般人が読む評伝としては最良の部類に入るのではないかと感じた。 中国は、近くて遠い隣国であるように思う。アジア最大の大国として近世に至るまで...
他の方も書かれている通り、大変面白く読み終えることができた。コメントされているほかの方の中には、小説的過ぎて注意が必要とのコメントもあるが、一般人が読む評伝としては最良の部類に入るのではないかと感じた。 中国は、近くて遠い隣国であるように思う。アジア最大の大国として近世に至るまで明らかにアジアの宗主国であったにもかかわらず、学校教育で触れられることも少なく、我々の中国に関する理解は非常に限られている。 日本の明治維新とほぼ時期を同じくして中国で起きた苦難の歴史を知ることは、現在の中国を理解するうえでも有益であるように感じた。 小難しい歴史書を読むのに抵抗がある人でもきっと楽しんで読むことができる、中国近代史導入としての良書だと思う。 また、掲載されている写真も大変興味深いもので、多くの人に見てもらいたい。
Posted by 
通説を覆す西太后像や周囲の人物像はおもしろい。 読んでいる間、引用部分の出典が気になったが、特に注や引用文献の紹介がついていないように見えた。 しかし、下巻の最後にまとめて記載があった。 普通、引用部分に数字を付けるなどして、注へ誘導すると思うのだが… 出典が大変わかりにくい。 ...
通説を覆す西太后像や周囲の人物像はおもしろい。 読んでいる間、引用部分の出典が気になったが、特に注や引用文献の紹介がついていないように見えた。 しかし、下巻の最後にまとめて記載があった。 普通、引用部分に数字を付けるなどして、注へ誘導すると思うのだが… 出典が大変わかりにくい。 原著がこういう構成なのか? もしこれが日本語版のみだったら大変残念である。 そのせいか、フィクションを呼んでいるような気分だった。
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
★2015年6月30日読了「西太后秘録(上)」ユン・チアン著 評価B+ ユン・チアンの著作を読むのは、ワイルド・スワン、マオ誰も知らなかった毛沢東に続いて3作目。 彼女の著作は、これまでの俗説を覆す内容がいつも衝撃的で、非常に興味を惹かれる。上記2作とも中国国内では発禁であり、どうしても中国駐在当時読みたくて、持ち込んだことを良く覚えている。(今だったら怖くてそんなことは出来ないが、、) 教科書的には、うろ覚えだが、西太后は、清朝末期に女皇帝であるかのように権謀術数の限りを尽くして、一時期清朝の政治を支配、混乱に陥れたかのような印象を持っていた。 しかし、この著作では、そのような俗説を覆し、近代中国を文明開化に導き、帝国主義列強の介入を上手くかわそうとその持てる能力を最大限に生かしたやり手の皇后として描かれている。 夫であった清の第7代の咸豊帝(かんぽうてい)との行き違い、その正妻たる貞皇后との長い親交。西皇后の息子で皇帝となった同治帝。その早い死により、西皇后の妹の子どもを養子として、皇帝に仕立て上げた光緒帝。それぞれとの複雑な人間模様とアヘン戦争、アロー戦争、清仏戦争、日清戦争と立て続けに帝国主義各国の介入と太平天国の乱に抗しながら、ギリギリの妥協で何とか清朝を保っていく。 当初は、日本の尊王攘夷派と同じように中国でも外国勢力を排撃する動きが強かったが、西太后の無血クーデターにより、外国勢力を上手く取り入れて、清朝の復活を目指す方向を取り、戦争の賠償金も支払い、国が復活を遂げようとする。しかし、その時期になると西太后と貞皇后の後宮政治は終わりを告げ、同治帝また光緒帝の親政となって外国勢力との連携を絶って、もとの儒教的な前近代的政治へ戻ってしまう。結果、清朝の近代化は止まってしまう。 この本に書いてあることが正しいとすれば、西太后はイメージ先行の大悪女であったという俗説は全くの嘘だったことになる。本来であれば、近代中国の先駆者、創始者という事になる。 また、日本の明治維新との違いも驚くほど対照的だ。日本は、体制派であった江戸幕府は倒され、反体制派であった薩長土肥が前例にとらわれない体制を作り、一気に組織的に富国強兵へ突き進んだ。その結果として、日清戦争、日露戦争で問題を含んだまま肥大化して、日中戦争、太平洋戦争で崩壊する。 一方、富国強兵がままならなかった清朝は、結局そのまま辛亥革命で倒され、中華民国成立となるも、日中戦争で傷つき、その後の中華人民共和国の成立、長い低迷期を経て1990年代に入るまでなかなか経済的発展を遂げられなかった。 この日中両国の歴史を俯瞰すると、どちらが良いのかは言えないものの、西太后の果たした西洋文明導入の動きが、組織的かつ継続的であったなら、世界の歴史も変わっていたかもしれないと考えてしまう。それ程の影響力と煌めきをもった皇后であったと読める。
Posted by 
