商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2015/02/01 |
JAN | 9784480432483 |
- 書籍
- 文庫
“少女神"第9号
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“少女神"第9号
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商品レビュー
4.3
13件のお客様レビュー
昔読んだけど、内容忘れちゃったので再読。 90年代のアメリカのポップカルチャーというものだろうか? 最初に読んだ当時はカルチャーショック受けたような気がするが、改めてこんなに感動するお話だったのか!と読み応えのあるお話だった。 短編集だが、特に一番好きなのは『マンハッタンのドラゴ...
昔読んだけど、内容忘れちゃったので再読。 90年代のアメリカのポップカルチャーというものだろうか? 最初に読んだ当時はカルチャーショック受けたような気がするが、改めてこんなに感動するお話だったのか!と読み応えのあるお話だった。 短編集だが、特に一番好きなのは『マンハッタンのドラゴン』映画で見てみたい。 その中にある文章が特に印象強い。 『ニューヨーク中を歩いて天使やユニコーンや人魚やペガサスをみつける。ドラゴンをみつける。あたしはこういうものはみんないると信じている』 LGBTQや多様性など。ありとあらゆるものを認める、許す。色んなものを認められるようになった時代。なんでもあっていいじゃないか。 こういうものが詰め込まれたお話だと感じた。
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若い女性になったサリンジャーが書くレディ・バードたち…と思ってたら作中にサリンジャーの名前が出てきてびっくりしつつもやはりというか。 パパ探しの旅に出る少女の話と、プロムから大学進学の間を描いた少女ふたりの話がよかった。 「少女が少女から解放される」という言葉が浮かんだ。
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表題作と「マンハッタンのドラゴン」と「レイブ」という作品が印象的。最初の二作は予備知識無しで読むと珍しい女の子目線に少し戸惑う。ヤングアダルトの作品と思えばなるほどという感じ。世代によって見解が分かれそうな題材を扱っていて重いテーマをポップに描いている。ポップに描いているところが...
表題作と「マンハッタンのドラゴン」と「レイブ」という作品が印象的。最初の二作は予備知識無しで読むと珍しい女の子目線に少し戸惑う。ヤングアダルトの作品と思えばなるほどという感じ。世代によって見解が分かれそうな題材を扱っていて重いテーマをポップに描いている。ポップに描いているところが若者側として描いているということになるかな。最初の戸惑いにめげずに読み通すと思いの外、印象に残る短篇集だったように思う。
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