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子どもと本 岩波新書
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子どもと本 岩波新書

松岡享子(著者)

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子どもと本 岩波新書

1,144

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2015/01/01
JAN 9784004315339

子どもと本

¥1,144

商品レビュー

4.1

28件のお客様レビュー

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2023/06/24

文字をもたない民族は口承で伝える力があるため、いくつかの物語を暗誦できる。しかし文字を覚えてしまった途端、それができなくなってしまう、という話が印象的でした。アイヌ民族もそうだったなと。 "文字を習得することで失う力"。 そこから筆者は、早いうちから読み書き...

文字をもたない民族は口承で伝える力があるため、いくつかの物語を暗誦できる。しかし文字を覚えてしまった途端、それができなくなってしまう、という話が印象的でした。アイヌ民族もそうだったなと。 "文字を習得することで失う力"。 そこから筆者は、早いうちから読み書きを学ばせることの危惧と、子どもたちへの読み聞かせの重要性を説くわけですが、考えが斬新で、新しい視点を得ることができました。 「昔話」のくだりもとてもよかった。 ただ全体が筆者の「伝えたいこと」や「思い」にフォーカスされてしまっていて、ある種、かたよった育児ハウツーっぽくなってるのが、少し違和感でした。

Posted by ブクログ

2022/04/21

最後の1年ちょっとのお付き合いでしたが、優しく愛らしい人柄そのものの語り口で「子どもと本」を語る著者の眼差しが感じられます。 一度でも、読み語りを聞きたかった。

Posted by ブクログ

2022/04/06

大学で図書館学科を専攻し、渡米。 アメリカで働いた後帰国し、公立図書館に勤めるも退職し自身で私立図書館を開館し長きに渡り運営される筆者の考える「図書館」や「子どもと本」の在り方について書かれた一冊。 心理学的な本を読んでも何でもそうだ。 結局は日本という国の制度が人を育てる組...

大学で図書館学科を専攻し、渡米。 アメリカで働いた後帰国し、公立図書館に勤めるも退職し自身で私立図書館を開館し長きに渡り運営される筆者の考える「図書館」や「子どもと本」の在り方について書かれた一冊。 心理学的な本を読んでも何でもそうだ。 結局は日本という国の制度が人を育てる組織形態になっておらず それぞれの文化的ジャンルにおいて、人が育っていない現状。 その上でこれからの時代を生き抜く私たちはどうすることがよいのか。考えさせられた。

Posted by ブクログ

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