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僕たちとアイドルの時代 星海社新書59
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僕たちとアイドルの時代 星海社新書59

さやわか(著者)

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僕たちとアイドルの時代 星海社新書59

924

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/01/01
JAN 9784061385641

僕たちとアイドルの時代

¥924

商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2021/02/19

アイドルも多様性の時代。昔と今で、本質的なアイドルの定義は変わったのか。「AKB商法」というキーワードと共に、現代のアイドル文化を検証していく。

Posted by ブクログ

2018/03/30

2013年に刊行された『AKB商法とは何だったのか』(大洋出版)の改版です。 いわゆる「AKB商法」に対する批判の背後にある、「商業主義の作品がチャートの上位になるのはおかしい」という意見に対して、いまや音楽チャートは、優れた作品をファンに届けたいというアーティストが切磋琢磨す...

2013年に刊行された『AKB商法とは何だったのか』(大洋出版)の改版です。 いわゆる「AKB商法」に対する批判の背後にある、「商業主義の作品がチャートの上位になるのはおかしい」という意見に対して、いまや音楽チャートは、優れた作品をファンに届けたいというアーティストが切磋琢磨する場ではなくなっていることを指摘し、そうした変化を巧みにつかんだのが秋元康がプロデュースするAKBグループだったと論じています。併せて、南沙織以降のアイドル史を概観し、アイドルの受容のあり方がどのように変化してきたのかということを明らかにするとともに、AKBとそれにつづくアイドル・グループがそうした状況におうじたパフォーマンスを展開していることが解説されています。 「AKB商法」への批判に対する著者の論駁は説得的で、本書で語られていた展望はいまや当たり前になっているようにも思います。ただ、AKB商法とそれに関連する倫理的な批判に対して、著者が示そうとしている回答には、若干の疑問を感じました。 かつて宇野常寛が『ゼロ年代の想像力』(ハヤカワ文庫)において、東浩紀に対する批判を展開したことがありました。日本のポストモダニズムにおいては、小泉今日子への批評に代表される、「メタ」な観点を批評に繰り入れることに対して高い評価をあたえる傾向がつづいていましたが、宇野は東の「セカイ系」に対する評価をそうした系譜に含めて批判するとともに、宮台真司の「意味から強度へ」というスローガンで知られる思想をやや強引なしかたでみずからの文脈にたぐり寄せつつ、「サヴァイヴ系」の作品を評価します。さらに彼は、それにつづく著作で、こうした議論の延長線上においてAKB48への愛を語ることになりました。 これに対して本書では、「アイドル戦国時代」ということばについての考察をおこない、AKBグループやももいろクローバーZのパフォーマンスにおける「闘争原理」に目を向けつつ、BiSや私立恵比寿中学などのメタアイドル的なパフォーマンスについても好意的に言及しています。ただ、そもそもの宇野の批判は「レイプ・ファンタジー批判」という、きわめて倫理的な色合いの強いものだったことを思い起こせば、この二つのパフォーマンスの違いをたんなる売り出しかたのちがいとして処理することはできないはずで、本書の議論にいささか混乱をもたらしているように感じます。

Posted by ブクログ

2016/01/29

握手券や投票権などのおまけを同封すること=AKB商法だと思っていましたが、同一シングルで多数のバージョンを用意するような、1種類のCDを売るための様々な手法を指すようです。ただ、身近なところではマクドナルドのハッピーセット、最近では映画「ラブライブ」の特典のように似たようなことは...

握手券や投票権などのおまけを同封すること=AKB商法だと思っていましたが、同一シングルで多数のバージョンを用意するような、1種類のCDを売るための様々な手法を指すようです。ただ、身近なところではマクドナルドのハッピーセット、最近では映画「ラブライブ」の特典のように似たようなことはどこもやっていますよね。AKB商法という名前になっていることで、AKBが矢面に立たされがちなのは少し不公平かなと思います。でも、それのおかげでAKBも注目されているわけで・・・何だか、自分の中で結論はあまり出ませんでした。

Posted by ブクログ

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