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ドクター・ハック 日本の運命を二度にぎった男
1,870円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2015/01/23 |
JAN | 9784582836806 |
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ドクター・ハック
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ドクター・ハック
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商品レビュー
3.8
7件のお客様レビュー
元々は「ドキュメント昭和9・ヒトラーのシグナル」からクリヴィツキーに関する個所を削除した増補版のような本。「ドキュメント昭和7・皇帝の密約」と「満州国皇帝の秘録」との関係と同じだ。 大木毅は同著者の「トレイシー」を読んでいないのに「兵士というもの」の邦訳者に「有益な助言」なる...
元々は「ドキュメント昭和9・ヒトラーのシグナル」からクリヴィツキーに関する個所を削除した増補版のような本。「ドキュメント昭和7・皇帝の密約」と「満州国皇帝の秘録」との関係と同じだ。 大木毅は同著者の「トレイシー」を読んでいないのに「兵士というもの」の邦訳者に「有益な助言」なるものをしたそうだが、その結果、見当違いな事が書かれてしまったにも関わらず「極東ナチス人物列伝」でハックを書いた文章を再録した際に「臣下の大戦」と一緒に撫で切りにしている。 たまたま「兵士というもの」に写真が掲載されているウルリヒ・ケスラー将軍は前線の指揮官だったので騎士十字章の佩用者なのに「トレイシー」では先輩達が取材した事をそのまま書いたような形跡があるが、イタリアのユダヤ人の運命や対パルチザン戦などで責任を負うべきなのにイタリアでのドイツ軍の降伏に際してOSSと裏取引でもしたのか?戦犯裁判にはかけられていないSS大将カール・ヴォルフについて甘いのではないか?という気がする。 面白いのは「ドキュメント昭和9・ヒトラーのシグナル」には出てこないが、終戦に際して在スイス大使館が連合国側から日本軍の捕虜になった将兵の為に寄託した供託金を返金したくないからと「国際赤十字に皇后陛下の名において寄付する」と暴走しかかったというしょうもない逸話が出て来る。どうやらこれが工藤美代子・加藤康男夫妻が使い回している「スイスの銀行にある皇室の隠し預金」の元ネタであり、実態なようだ。「情報機関が収集した貴重な情報」が実はつまらない逸話を針小棒大に膨らんでしまったといういい例だ。
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第二次世界大戦において日本が墜ちていくのを止めようとしたドクター・ハック。日独間、日米間において何をしたのか? 何をしようとしたのか? 教科書で習わなかった近代史。
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思っていたいたよりかなり古くから日本と関わり合いがあったことに驚いた。 以下、引用 ●ドクター・ハックは、ドイツ大使館でオット武官に会うたびにゾルゲにも会っている。だが、ハックは、ゾルゲの素性を知る由もなかった。オットとの会見では、最初口をつぐんでいたが、やがて求められるまま...
思っていたいたよりかなり古くから日本と関わり合いがあったことに驚いた。 以下、引用 ●ドクター・ハックは、ドイツ大使館でオット武官に会うたびにゾルゲにも会っている。だが、ハックは、ゾルゲの素性を知る由もなかった。オットとの会見では、最初口をつぐんでいたが、やがて求められるままに、目下交渉が進んでいる日独防共協定についての情報を打ち明けた。その席に、ゾルゲも控えていた。当然、ハックから重大な情報は、ゾルゲからモスクワにもただちに報告されていた。ゾルゲは2・26事件に関する報告を3月6日にモスクワに送っている。
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