商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 八木書店古書出版部 |
発売年月日 | 2013/10/10 |
JAN | 9784840622073 |
- 書籍
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キリシタンと出版
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キリシタンと出版
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186頁:ルイス・ビーベスをして「……」と罵倒された説教師に対しては、 ・ヘンな日本語だと思う。「をして」ではじめたのであれば、「と罵倒せしめた」とするのが常道だと思う。「罵倒された」がいいたいことであれば、「ルイス・ビーベスに(よって)」であろう。いったい、キリシタン版の時代を...
186頁:ルイス・ビーベスをして「……」と罵倒された説教師に対しては、 ・ヘンな日本語だと思う。「をして」ではじめたのであれば、「と罵倒せしめた」とするのが常道だと思う。「罵倒された」がいいたいことであれば、「ルイス・ビーベスに(よって)」であろう。いったい、キリシタン版の時代を論ずるからと言って、「をして」など、使う必要などあらんや。 303頁下段:(1)日本は(少なくとも都まで)一言語であった。 ・難解。「少なくとも」と「まで」とを、一文の中で両立することばとして解するが自分にはできそうにないのが、主たる原因だと思われる。 ・少なくとも:少なく見積もっても。内輪に見ても。最小の程度や最低の段階に言及するさま。/ほかの物事はともかくとして。せめて。これだと「まで」ではなく「だけ」。(少なくとも都だけは)。これなら、理解できるが、「まで」なのだ。 ・時期をあらわす:「少なくとも今まで」「少なくともこれまでは」「少なくとも午前五時頃までに」「少なくとも奈良朝前期までは」「少なくとも明けがたまで」 ・場所をあらわす 「高い樹上で怒号している親鷲なるものが、なぜもっと近く、庭上、少なくとも地上まで降りて来ないかということでありました」 「道庵先生は、福島の宿駅から、少なくとも美濃の国まで通し馬に乗ることの便宜を、報恩的に与えられることになりました」。 ・「都」はおそらく「みやこ」で、京都のことだと思う。 ・基本的に「まで」は「から」と対応して使われることばである。 しかし、「日本は(少なくとも都まで)一言語であった」には、「まで」に対応する起点となる場所を欠いている。これがわたしにとって、理解不能な理由であろう。 ・では、起点となる場所として、どこが想定できるか。九州から? ・著者が「まで」ということばのつかい方・意味を知らない? (少なくとも都は)? これは(少なくとも都だけは)の短縮形か。 これなら、わたしには理解できるが、これが著者が伝えたかった意味かどうかは、はなはだ自信がない。 結局、わからない。
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