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ドキュメンタリー映画史
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ドキュメンタリー映画史

エリック・バーナウ(著者), 安原和見(訳者)

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ドキュメンタリー映画史

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2015/01/01
JAN 9784480873781

ドキュメンタリー映画史

¥5,170

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2019/07/12

・映画といえばリュミエールなどが発明者として出てくるが、実用化以前に、元々は耳が聞こえない人用に読唇術を教えるための教材として開発を試みていた人たちがいたらしい。映像というメディアは実は具体的な課題解決から出発している。 ・ドキュメンタリーの黎明期、ステージングや捏造することは...

・映画といえばリュミエールなどが発明者として出てくるが、実用化以前に、元々は耳が聞こえない人用に読唇術を教えるための教材として開発を試みていた人たちがいたらしい。映像というメディアは実は具体的な課題解決から出発している。 ・ドキュメンタリーの黎明期、ステージングや捏造することは、詐欺ではなく、極北の工夫の範囲として捉えられていた。 ・極北のナヌーク。発見の喜びを視聴者にもたらす設計。 ・ディズニーのモアナはフラハティのモアナへのオマージュなのだろうか。 ・ロシアのジガ・ヴェルトフが当時からすでにカメラの発展こそ映像表現の発展であると説いているのは興味深い。この世界を新しい方法で記録できる方法を見つけるのはそれだけでクリエーティブ。 ・映画の音声への移行は、経済的破綻に直面した製作者による捨て身の賭けとして始まった、という文章が強烈。 ・レニ・リーフェンシュタールがオリンピック撮影にあたり、さまざまな撮影方法を発明しているのは驚嘆に値する。 ・テレビ、映画、ドキュメンタリー。全て映像だが、メディアによって使われる表現手法が異なる。 ・キャプラの撮った「われらはなぜ戦うか」は、完全に広告の手法みたいだな。コンテンツに触れたあとに調査を行い、認知を見る。 ・昔の映像が早回しに見えるのは16フレで撮影された映像を24フレで再生しているから。 ・シェルがフラハティを起用した深読みはすごいな。対象をきちんと見切った上でオーダーをしている。大局を見ている。マーケティングのレベル高い。

Posted by ブクログ

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